介護福祉士 過去問 平成31年 第37問
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介護福祉士 過去問 第31回
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歩行が可能な脊髄小脳変性症(spinocerebellardegeneration)の高齢者の転倒予防に留意した環境整備に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
弾力性が高い床材を使用する。
洋式トイレの予備のトイレットぺーパーは足元に置く。
頻繁に移動する場所には手すりを取りつける。
調理用具は,頭上のつり棚に収納する。
いすにキャスターをつける。
【 正答:3 】
解説
弾力性が高い床材を使用すると、安全性は増すが、歩行時には不安定になり、転倒のリスクが高まるため、最も適切とはいえない。
予備のトイレットペーパーを足元に置くと、補充の際、頭を低く下げるためバランスを崩し、転倒のリスクが高まる。
適切である。
頭上の高いところにあるものを取ろうとすると、足元の意識が低くなり、ふらつきなど転倒のリスクが高まる。
いすにキャスターをつけると、背もたれ等につかまった際に、いすが動き転倒のリスクが高まる。