介護福祉士 過去問 平成31年 第42問
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介護福祉士 過去問 第31回
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Bさん(84歳,男性)は,生活全般に介護を必要としている。ベッド上に仰臥位でいるBさんは,喘息があり,咳込みが続き呼吸が苦しくなり,「楽な姿勢にしてほしい」と訴えた。
介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
枕を外して,顔を横に向けて腹臥位にする。
枕を重ねて,頭を高くする。
左側臥位にして,背中にクッションを当てる。
半座位(ファーラー位)にする。
オーバーベッドテーブルの上に枕を置いて,上半身を伏せる。
【 正答:5 】
解説
腹臥位は呼吸運動が妨げられる姿勢である。
頭を高くしすぎると、顎を引いた状態になり、軌道が圧迫され、呼吸がしにくくなる。
クッションは抱えるようにし、手足のの力を抜きリラックスした姿勢を取る。
ファーラー位でこきゅうがらくになることもあるが、咳き込む際には、前かがみになり、体を動かすことによって、体力や酸素量の不必要な消費が起きる。
適切である。