介護福祉士 過去問 平成31年 第97問
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介護福祉士 過去問 第31回
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ライチャード(Reichard,S.)による老年期の性格類型において,円熟型に該当するものとして,適切なものを1つ選びなさい。
自分の過去に対して自責の念を抱く。
年を取ることをありのまま受け入れていく。
若いときの積極的な活動を維持する。
他者の援助に依存する。
責任から解放されることを好む。
【 正答:2 】
解説
ライチャードによる老年期の性格類型
円熟型
自分および自分の過去現在を受容しつつ、未来志向。日常生活に対して建設的に接しようとする。引退後も積極的に社会参加し、いろいろな趣味に関心を持つ。人間関係につ いての満足感が強く、且つそのための努力をする
依存型(安楽椅子型)
他者に依存するという受身的、消極的な姿勢で現在を受容。仕事に対する野心はなく、 引退しているという現在の状況に甘んじて、楽に暮そうとしている
自己防衛型(装甲型)
強い防衛体制を敷くことにより、老化の不安に対処。引退後、いつまでも活動すること により、適応できると考える
自責型(内罰型)
自分の不幸、失敗に対して外罰型と異なり、自責的態度をとる。意欲は少なく、受動的である。他者への関心も少なく、孤立し、死は耐えられない存在からの解放と受け取り、 恐れない
攻撃憤慨型(外罰型)
今までの自分の失敗等に対して敵意を示し、その対処として他者を非難し攻撃しようと する。趣味もなく、特に死に対して不安、恐れを抱いている
自責型 である。
適切である。
自己防衛型 である。
依存型 である。
依存型 である。