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成年後見制度に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
(注)「2018年(平成30年)の全国統計」とは、「成年後見関係事件の概況-平成30年1月~12月-」(平成31年3月最高裁判所事務総局家庭局)のことである。
  1. 「2018年(平成30年)の全国統計」によれば、補助、保佐、後見のうち、最も多い申立ては後見である。
  2. 「2018年(平成30年)の全国統計」によれば、親族後見人が7割を占めている。
  3. 成年後見人は、施設入所の契約だけでなく介護も行う。
  4. 任意後見制度では、候補者の中から家庭裁判所が成年後見人を選任する。
  5. 成年後見制度利用支援事業では、成年後見人への報酬は支払えない。

【 正答:1 】

解説

  1. 適切である
  2. 親族後見人の割合は、約2割である。
  3. 介護は行わない。
  4. 家庭裁判所が選任するのは、任意後見監督人である。任意後見制度では本人が成年後見人を選任する。
  5. 成年後見制度利用支援事業では、成年後見制度を利用するにあたって費用を負担することが困難な人に対して、審判の申立てにかかる費用および後見人等への報酬の助成を行っている。