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認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. トイレの水を流すことができない。
  2. 物事の計画を立てることができない。
  3. 言葉を発することができない。
  4. 親しい人がわからない。
  5. 昼夜逆転が生じる。

【 正答:5 】

解説

認知症の症状は、中核症状と行動・心理症状の2つに大別される。認知症の中核症状には、記憶障害に加えて、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能障害、言語障害(失語)、失行、失認などの認知機能の障害がある。また、行動・心理症状とは、中核症状が元となって行動や心理に現れてくる二次的な症状のことをいう。
  1. 選択肢は、失行であると考えられ、中核症状である。
  2. 選択肢は、実行機能障害であると考えられ、中核症状である。
  3. 選択肢は、運動性失語であると考えられ、中核症状である。
  4. 選択肢は、見当識障害であると考えられ、中核症状である。
  5. 記憶障害や認知機能障害により、時間を把握して適切な行動をとることが難しく、夜間の睡眠も浅くなることから、行動・心理症状の昼夜逆転が生じる。