介護福祉士 過去問 平成32年 第80問
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介護福祉士 過去問 第32回
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認知症(dementia)の初期症状に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
血管性認知症(vasculardementia)では、幻視が認められる。
正常圧水頭症(normalpressurehydrocephalus)では、歩行障害が認められる。
前頭側頭型認知症(frontotemporaldementia)では、エピソード記憶の障害が認められる。
アルツハイマー型認知症(dementiaoftheAlzheimer’stype)では、失禁が認められる。
レビー小体型認知症(dementiawithLewybodies)では、もの盗られ妄想が認められる。
【 正答:2 】
解説
幻視は、レビー小体型認知症の症状である。血管性認知症の初期症状として、しびれ、めまい、頭痛、片麻痩、知覚障害、失語などがある。
正常圧水頭症の症状として、歩行障害や認知機能障害、排尿障害などがあり、歩行障害が最初に起こる。li>
エピソード記憶の障害は、アルツハイマー型認知症の症状である。血管性認知症の初期には、記憶が比較的保持される。主な症状に、脱抑制行動、無関心や無気力、共感や感情移入の欠如、固執・常同性、口唇傾向、食事噌好の変化などがある。。
失禁は、正常圧水頭症の特徴の症状である。アルツハイマー型認知症で、トイレの水の流し忘れ、拭き忘れ、失禁がみられるのは、ステージ6「やや高度」 である。
もの盗られ妄想は、アルツハイマー型認知症の症状である。血管性認知症の初期症状として、しびれ、めまい、頭痛、片麻痩、知覚障害、失語などがある。