K 県の健康増進課に勤める管理栄養士である。K 県の健康増進プランの担当をしている。K 県は全国の中で、脳血管疾患のSMR(標準化死亡比)が高く、高血圧の有病率が高い。食塩摂取量も全国平均より多く、その供給源は、1 位調味料、2 位魚介加工品、3 位パンである。これらの課題解決に向けて、地域住民組織、地元企業、自治会などで構成される対策委員会が組織されている。表は、K 県北部地域の人口と脳血管疾患SMR である。
重点支援地域における脳血管疾患予防対策を計画した。効果が大きく、実現可能性を考慮した栄養・食生活分野の取組である。最も適切なのはどれか。1 つ選べ。
- 脳血管疾患に関する啓発パンフレットの自治会による全戸配布
- 県の健康増進課ホームページにおける減塩レシピの紹介
- 地元スーパーや食料品店と連携した減塩商品の販売促進
- 地域ボランティアの戸別訪問による、みそ汁の塩分濃度の測定と指導
【 解答:3 】
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