介護保険施設について正しいものどれか。3つ選べ。
  1. 地域密着型介護老人福祉施設は、含まれる。
  2. 認知症対応型共同生活介護は、含まれる。
  3. 共済組合は、介護老人保健施設を開設できる。
  4. 健康保険組合は、介護老人保健施設を開設できる。
  5. 介護老人保健施設には、広告の制限がある。

【 正答:345 】

解説

  1. × 地域密着型介護老人福祉施設は、入所定員29人以下の特別養護老人ホームに介護保険法を適用する施設として市町村長が指定したものである。そこで提供される地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は、地域密着型サービスに分類される。
  2. × 認知症対応型共同生活介護は、地域密着型サービスに分類される。このサービスや特定施設入居者生活介護は、一般に入居系のサービスといい、施設サービスではなく、居宅サービスや地域密着型サービスに位置付けられる。
  3. 〇 介護老人保健施設は、地方公共団体、医療法人、社会福祉法人その他厚生労働大臣が定める者の申請により、都道府県知事が許可したものである。その他厚生労働大臣が定める者には、国、日本赤十字社、健康保険組合、共済組合等が含まれる。
  4. 〇 3.の解説の通り。なお、指定介護老人福祉施設は、老人福祉法で許可を受けた特別養護老人ホーム(入所定員30人以上)を介護保険施設として指定したもので、事業主体は、原則として地方公共団体と社会福祉法人に限定されている。
  5. 〇 設問の通り