介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
- 利用者が家族と同居しているときは、いかなる場合でも生活援助を利用することはできない。
- サービス提供責任者は、利用頻度の低い利用者に対しては、訪問介護計画を作成しなくていもよい。
- 訪問介護事業者は、訪問介護員に身分を証する書類を携行するよう指導しなければならない。
- 訪問介護事業者は、サービス提供している地域以外からの利用申込者に対してサービスを提供できない場合には、適切な事業者の紹介などを行わなければならない。
- 訪問介護事業者は、利用者の要望に応えるために、居宅サービス計画にないサービスも、適宜、提供しなければならない。
【 正答:34
】
解説
- × 利用者が家族と同居している場合は、原則として生活援助中心型の訪問介護を利用することはできない。しかし、利用者が単身である場合や、家族等と同居していても家族が疾病や障害等で家事を行うことができない場合は、利用することができる。
- × サービス提供責任者は、居宅サービス計画の内容に沿って、必ず利用者ごとに訪問介護計画を作成する。
- 〇 設問の通り
- 〇 設問の通り
- × 訪問介護事業者は、居宅サービス計画が作成されている場合は、この計画に沿った訪問介護を提供しなければならないと定められている。利用者の要望があっても、居宅サービス計画にないサービスを提供することはできない。