要介護認定の広域的実施の目的として適切なものはどれか。3つ選べ。
  1. 第2号被保険者の保険料の統一
  2. 介護認定審査会委員の確保
  3. 市町村間の要介護状態区分ごとの分布の統一
  4. 近隣市町村での公平な判定
  5. 認定事務の効率化

【 正答:245 】

解説

  1.  第2号被保険者の保険料については、各医療保険者が定めるため、要介護認定の広域的実施によって統一することはできない。
  2.  委員の確保を単独で行うことが難しい市町村も、共同で介護認定審査会を設置することで、委員を確保することができる。
  3.  審査・判定は、被保険者の状態を客観的に判断して行うべきものであるため、市町村間の要介護状態区分ごとの分布の統一を行うべきではない。
  4.  要介護認定の広域的実施を行うことで、近隣市町村間において、審査・判定結果がさらに公平となると考えられる。
  5.  広域的実施により、認定事務が集約化され効率的に行うことができると考えられる。