大地震があり、自分が担当する認知症の利用者及びその家族と避難所で面接した。利用者は興奮気味であり、歩き回ったり、大声を出したりして、他の避難者から迷惑がられているように見えた。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 避難者の迷惑を考え、利用者本人だけ外の車の中で生活するよう勧めた。
- 家族も大変なので、避難所のリーダーの監視下に置いてもらった。
- 外の混乱している様子が分からないよう、段ボールの小部屋に隔離した。
- 福祉避難所に移れないか、地域包括支援センターの職員に相談した。
- 周りの避難者に理解と協力を求めた。
【 正答:45
】
解説
- 利用者本人だけ車の中で過ごしてもらうのは、利用者本位に反する行動である。
- 家族も大変だからといって、 避難所のリーダーの監視下に置くというのは、利用者本位に反する行動である。
- 隔離は、行動制限に該当する行為になるため、行ってはならない。
- 興奮状態が収まらないなどであれば、福祉避難所への移動も考えなければならない。
- 適切である。