感染症について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
  1. 感染症罹患者に対する特別な対応を、標準予防策(スタンダード・プリコーション) と呼ぶ。
  2. 介護施設で集団感染を起こしやすい感染症には、C型肝炎や麻しんがある。
  3. ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していると、胃潰瘍は治りにくかったり再発したりする。
  4. ノルウェー疥癬は、感染力が非常に強いので、一定期間の個室での管理が必要である。
  5. ウイルス感染により引き起こされる肝がんは、終末期であっても介護保険の特定疾病には該当しない。

【 正答:34 】

解説

  1.  感染症罹患者だけを対象としたものではなく、感染予防一般に適用すべき方策がスタンダード・プリコーションである。
  2.  介護施設で集団感染を起こしやすい感染症としては、ノロウイルス感染症やインフルエンザ、疹癖、結核などが挙げられる。
  3.  選択肢の通り
  4.  選択肢の通り
  5.  末期がんについては、発症部位や原因を問わず、すべて介護保険の特定疾病となる。