災害対応について適切なものはどれか。2つ選べ。
  1. 深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)は、長時間同じ姿勢でいることから生じやすいので、こまめに足を動かすことなどで予防する。
  2. 災害時においても、個人情報保護の観点から、要援護者の個人情報の提供及び共有は、行うことができない。
  3. 災害時の新たな課題である生活不活発病は、活動低下により身体機能が低下した状態をいい、要介護者のみに生じる。
  4. 人工呼吸器等電源を必要とする医療機器使用者の停電時の対応については、平時より、主治医等と話し合い、対応を決めておく。
  5. 福祉避難所の対象者は、高齢者や障害者など避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする者とし、その家族は含まない。

【 正答:14 】

解説

  1.  選択肢の通り
  2.  要援護者に対する適切な対応を行うため、要援護者の服薬管理や既往症などを含む個人情報の提供及び共有は行われるべきである。
  3.  生活不活発病は、身体を動かさないことで引き起こされるため 要介護者のみではなく、避難所などで動きにくい状態にある者すべてに起こる可能性がある。
  4.  選択肢の通り
  5.  その家族も対象となる。