介護保険の保険給付について正しいものはどれか。2つ選べ。
  1. 制度創設後12年間で,年度別給付費の額は第1号被保険者数の伸びと同じ率で増加している。
  2. 制度創設以降,介護給付の種類は変更されていない。
  3. 第1号被保険者一人当たり給付費の額には,都道府県によって差が生じている。
  4. 要介護認定を受けているすべての被保険者は,保険給付を受けている。
  5. 制度改正により 保険給付から地域支援事業に移行したサービスがある。

【 正答:35 】

解説

  1.  第1号被保険者数は約38%増加しているのに対し,年度別給付費は約 151%増加している。
  2.  介護給付の種類については変更がある。例えば、認知症対応型共同生活介護(居宅サービス→地域密着型サービス)等である。
  3.  選択肢の通り
  4.  要介護認定を受けていても,介護サービスを利用していない被保険者もいるため,すべての被保険者が保険給付を受けているわけではない。
  5.  介護予防訪問介護、介護予防通所介護が地域支援事業に移行した。