呼吸器疾患について,より適切なものはどれか。3つ選べ。
  1. 急性上気道炎では,ウイルス感染が疑われる場合であっても,肺炎予防のために抗菌薬を使用する。
  2. 誤嚥性肺炎は,口腔咽頭分泌物などを繰り返し誤嚥することにより発症する。
  3. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が使用される。
  4. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,介護保険法の特定疾病に指定されている。
  5. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,発症すると症状は改善しないため,禁煙する必要はない。

【 正答:234 】

解説

  1.  ウィルス感染が原因の急性上気道炎の場合,抗菌薬は効果を示さないので使用しない。
  2.  選択肢の通り
  3.  選択肢の通り
  4.  選択肢の通り
  5.  慢性閉塞性肺疾患の原因として,汚れた空気を吸うことが挙げられ,症状の進行を防ぐ意味においても禁煙をする必要がある。