社会福祉士 過去問 第29回の問題と解答を全問題表示しています。
- 器官が形成され始めるのは,受精後24週以降である。
- 体重が出生時の約2倍になるのは,出生後3~4か月である。
- 身長が出生時の約2倍になるのは,2歳前後である。
- 乳歯は,生えそろうと32本になる。
- リンパ系組織が成長のピークとなるのは,乳幼児期である。
【 解答:2 】
- 体重に占める水分の割合は増加する。
- 収縮期血圧と拡張期血圧の差は縮小する。
- 聴力は高周波音域から低下する。
- 肺活量は維持される。
- 流動性知能は維持される。
【 解答:3 】
- 冠状動脈は大動脈起始部より分岐する。
- 右心房と右心室の間の弁を僧帽弁という。
- 上大静脈と下大静脈は左心房に開口する。
- 肺静脈の中の血液は静脈血である。
- 冠静脈洞は左心房に開口する。
【 解答:1 】
- 疥癬の他者への感染を予防するために,患者の使用した食器の消毒を行う。
- 結核は,空気中に浮遊する病原菌を吸入することで感染する。
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は,水や食べ物を通して感染する。
- デング熱は,マダニを介して感染する。
- C型肝炎ウイルスの感染予防には,ワクチンが実用化されている。
【 解答:2 】
- 発症に生活習慣の関与が強いのは,2型糖尿病よりも1型糖尿病である。
- アルコール摂取量は,メタボリックシンドロームの診断基準に含まれる。
- 生活習慣病の発症に,遺伝要因は関与しない。
- 喫煙は,膀胱がんの危険因子の一つである。
- 身体活動レベルの増大は,生活習慣病の発症リスクを上げる。
【 解答:4 】
- 米国人によって提唱された疾患である。
- レビー小体は主に脊髄に蓄積する。
- 臨床診断に用いる中核的特徴にパーキンソン症状がある。
- 幻覚症状の中では幻聴が最も多い。
- 前頭側頭型認知症とも呼ばれる。
【 解答:3 】
- 作成したのは世界保健機関(WHO)である。
- 精神障害を内因性,心因性という名称で分類している。
- 身体疾患の診断基準も掲載している。
- 多軸診断システムを用いている。
- 操作的診断基準によって診断する。
【 解答:5 】
- 計画,判断,評価,創造などの高次精神活動に関係する。
- 身体位置の空間的認識に関係する。
- 聞こえた音を識別する聴覚機能に関係する。
- 視覚と眼球運動に関係する。
- 情動調節や記憶形成に関係する。
【 解答:1 】
- 生起した原因は曖昧である。
- はっきりした生理的な反応を伴う。
- 急激に生起し数秒間で消失する。
- 典型例は怒りである。
- 表情にはっきりと表れやすい。
【 解答:1 】
- 明るい場所から暗い場所に移動すると,目が慣れるのに時間がかかる。これを明順応という。
- 中空にある月より地平線に近い月の方が大きく見える。これは錯視による。
- コップの飲み口を斜め上から見ても丸く見える。これを大きさの恒常性という。
- 電光掲示板の文字が動いているように見える。これは近接の要因による。
- 風景を眺めていると奥行きを感じる。これは知覚的体制化による。
【 解答:2 】
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- 愛知県の県庁所在地は,名古屋市である。
- 幼少期に習得したピアノの曲を,大人になっても弾くことができる。
- 昨晩,近くのファーストフード店でハンバーグカレーを食べた。
- 「3-2-5-4-1」という5個の数字を聞き,「3-2-5-4-1」と反復する。
- 「12×21」という数字の掛け算を暗算で行う。
【 解答:3 】
- 抑圧とは,現在の発達段階より下の発達段階に逆戻りして,未熟な言動を行うことをいう。
- 昇華とは,ある対象に対して持っていた本来の欲求や本心とは反対の言動をとることをいう。
- 退行とは,苦痛な感情や社会から承認されそうもない欲求を,意識の中から閉め出す無意識的な心理作用のことをいう。
- 合理化とは,自分がとった葛藤を伴う言動について,一見もっともらしい理由づけをすることをいう。
- 反動形成とは,社会から承認されそうもない欲求を,社会から承認されるものに置き換えて充足させることをいう。
【 解答:4 】
- 自分や周囲に対して過度に否定的で,挫折感に浸っている不安やうつなどの気分障害のクライエントに対して,考え方や感じ方を肯定的な方向に変化させていく。
- 受動的注意集中状態下で,四肢の重感,四肢の温感,心臓調整,呼吸調整,腹部温感,額部涼感を順に得ることで,心身の状態は緊張から弛緩へ切り替えられる。
- 「すべての人に愛されねばならない」という非合理的な信念を,「すべての人に愛されるにこしたことはない」という合理的な信念に修正していく。
- 観察者はお手本(モデル)となる他者の行動を観察することで,新しい行動を獲得したり,既存の行動パターンを修正する。
- クライエントは,個別に作成された不安階層表を基に,リラックスした状態下で不安の誘発度の最も低い刺激から徐々に刺激が増やされ,段階的に不安を克服していく。
【 解答:5 】
- 「進路選択の相談であれば,隣町にあるキャリア支援センターに行かれたらどうでしょうか。そこでは就職先の紹介のほかに,相談にも乗ってくれますよ」
- 「あなたご自身が体験され苦痛を感じたいくつかの話をお聴きし,私は今あなたが辛い思いをされているのが分かります」
- 「自分探しであちこち旅をされていますが,もうそろそろどこかで落ち着かれた方が良いのではないかと私は思います」
- 「あなたはこの町でもっと人と関われば,この町がきっと好きになりますよ。それはそんなに難しいことではありませんよ」
- 「亡くなられたあなたのお母さんがあなたにはいつも優しかったように,私の母親も私には特別優しかったですねぇ。今も涙が出てきそうです」
【 解答:2 】
- エンゲル係数
- ジニ係数
- 幸福度指標
- 貧困線
- GDP
【 解答:2 】
- 1970年代におけるコミュニティ政策は,既存の自治会・町内会を基盤としてそれまでの地域のつながりを保持しようとしたものであった。
- 1970年代におけるコミュニティ政策は,過疎化によって村落の連帯感や凝集性が弱まったことへの対応を目的としていた。
- 1990年代のコミュニティ政策では,地方分権改革により,地域社会の自律・自立の担い手としてのコミュニティが改めて注目されるようになった。
- 1990年代のコミュニティ政策では,その焦点が,行政と住民の協働から住民同士の協働へと移行した。
- 1990年代のコミュニティ政策では,地域社会全体での対応よりも,治安・介護・災害などの課題領域ごとに分化した行政サービスによる対応の方が重視されるようになった。
【 解答:3 】
- ライフサイクルとは,歴史的出来事が与えた各コーホートへの影響の過程を指す。
- ライフサイクルとは,世代間の形態転換を指す。
- ライフサイクル上の社会化とは,乳幼児期から青年期までの過程を指す。
- ライフサイクルとは,結婚した夫婦が子どもを育て死別するまでの過程を指す。
- ライフサイクルとは,各段階に固有の発達課題を達成していく過程を指す。
【 解答:5 】
(注)「仲間とのおしゃべり」とは,「仲間と集まったり,おしゃべりをすることや親しい友人,同じ趣味の人との交際」を指す。
- 子供の有無に関わらず,半数以上の男性が,日常のちょっとした用事のことで人に頼りたいとは思わないと回答している。
- 「とても幸せ」と回答した一人暮らしの高齢者の比率は,男女で差がない。
- 子供のいない男性の半数は,病気などの時に看護や世話を介護サービスの人に頼りたいと回答している。
- 「毎日会話をしている人」の「現在の楽しみ」(複数回答)では,「仲間とのおしゃべり」が「テレビ・ラジオ」を上回っている。
- 孤独死を身近に感じるかについて,「とても感じる」と回答した人の比率は,約25%である。
【 解答:1 】
- 行為とは,行為者自身にとってどのような意味を持つかとは無関係に,他者から観察可能な振る舞いを意味する。
- 伝統的行為とは,行為対象に対して直接の感情や気分によって行われる振る舞いを意味する。
- 価値合理的行為とは,過去の経験に基づき諸個人の内に身についた知覚・思考・実践行動を生み出す性向を意味する。
- コミュニケーション的行為とは,他者の選択を計算に入れながら,あるいは他者の選択に影響を与えることによって,自己の目的の実現を目指すものを意味する。
- 行為の意図せざる結果とは,ある意図によって行われた行為自体が,思わぬ影響をもたらすことを意味する。
【 解答:5 】
- 役割適応とは,個人が他者との相互作用を通じて自我を内面化する過程である。
- 役割期待とは,個人の行動パターンに対する他者の期待を指し,規範的な意味を持つ。
- 役割演技とは,個人が様々な場面にふさわしい役割を無意識のうちに遂行することを意味する。
- 役割葛藤とは,役割の内容が自分の主観と一致しないことによって生じる困難のことである。
- 役割距離とは,個人の内部で異なる社会的役割が対立し,両立しない状態を指す。
【 解答:2 】
- 機能主義的な立場から順機能・逆機能,顕在的機能・潜在的機能といった概念を導入しつつ,逸脱や逸脱行動を説明する立場である。
- 地域社会にある文化摩擦に着目し,社会解体がその地域の犯罪などを生み出すとみる立場である。
- 資本主義社会における生産関係の矛盾から派生してくるものが社会的逸脱であるとみる立場である。
- 周囲の人々や社会統制機関などが,ある人々の行為やその人々に対してレッテルを貼ることによって,逸脱は作り出されるとみる立場である。
- 犯罪や非行などの社会問題は,下位集団文化の中で学習され,その文化を通じて世代から世代へと伝承されていくとみる立場である。
【 解答:4 】
- 潜在能力とは,個人の遺伝的素質のことをいう。
- 各人の資源の保有量が同じであれば,潜在能力は等しくなる。
- 困窮した生活を強いられていてもその人がその境遇に納得しているかどうかという心理的尺度が,最終的な潜在能力の評価の基準となる。
- 豊かな社会の中で貧しいことは,潜在能力の障害となる。
- 「恥をかかずに人前に出ることができる」といった社会的達成は,潜在能力の機能に含まれない。
【 解答:4 】
- 人々の幸福を形成する多様な側面に着目して,「より良い暮らし」を測定するための枠組みを提示した。
- 非経済的幸福よりも経済的幸福を重視している。
- 就学,就職,結婚,退職,老後などに関する幸福度は,性別によって左右されないとされている。
- 職場における生活の質と個人の総合的幸福との間には関連性がないとされている。
- 人々の幸福を形成する諸側面の相対的重要性は,個人や国によって異なることはないとされている。
【 解答:1 】
- 社会福祉法人の公設民営の原則を徹底させるため。
- 公の指導監督を受けない民間組織として社会福祉法人を普及させるため。
- 社会福祉法人が社会福祉事業以外の公益事業を行うことを禁止するため。
- 社会福祉事業における収益性を強化するため。
- 社会福祉事業の公共性を高め社会的信頼を得るために,民法の公益法人とは別個の特別法人を創設するため。
【 解答:5 】
- 貧困は怠惰や努力不足の結果であるため,自己責任として放置すべきであるという貧困観を補強する資料となった。
- 貧困の分析に相対的剥奪の概念を用いた。
- 貧困により社会に参加できなくなる過程を社会的排除として概念化した。
- 結婚前の20歳代前半層に貧困が集中することを発見した。
- 最低生活費を基準として貧困を科学的に計測する方法を生み出した。
【 解答:5 】
- 「病院完結型」の医療の確立を提案した。
- 給付の拡大を提案した。
- 切れ目のない「全世代型の社会保障」を提案した。
- 非正規雇用者向けの独立した社会保険制度の新設を提案した。
- 市町村による地域医療ビジョンの策定を提案した。
【 解答:3 】
- 利用者のフェルト・ニードとは,専門職が社会規範に照らして把握する福祉ニードのことである。
- 人々の心身機能の状態が同一であれば,福祉ニードも同一である。
- 経済的な福祉ニードは,相談援助の対象とはならない。
- サービス供給体制の整備に伴い,潜在的な福祉ニードが顕在化することがある。
- 福祉サービスの利用を拒んでいる人の福祉ニードは,専門職の介入によって把握されることはない。
【 解答:4 】
- 精神保健的観点から自殺対策を強化することが,優先的課題とされている。
- 自殺対策を,生きることへの包括的な支援として捉えている。
- 国は地方公共団体の自殺対策に関与してはならないとされている。
- 自殺予防に関し,保健所が一元的に担うこととされている。
- 自殺未遂者への支援として,就労支援施策を実施することが義務づけられている。
【 解答:2 】
(注)「夫婦の完結出生児数」とは,結婚持続期間(結婚からの経過期間)15~19年夫婦の平均出生子ども数であり,夫婦の最終的な平均子ども数とみなされる。
- 「夫婦の完結出生児数」は,2010年(平成22年)に2.0人を割り込んだ。
- 人口増加率は,2011年(平成23年)からプラスで推移している。
- 生産年齢人口の割合は,1992年(平成4年)から横ばいで推移している。
- 30歳代後半の男性雇用労働者について,配偶者のいる割合をみると,2012年(平成24年)時点で,正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間に差はない。
- 50歳時点での未婚率は,2010年(平成22年)時点で,男性より女性の方が高い。
【 解答:1 】
- 貧困の状況にある子供の体験活動を推進する自治体に,「子どもゆめ基金」から助成することとした。
- ひとり親家庭に,生活支援と就業支援を組み合わせた支援メニューをワンストップで提供できるよう,就業支援専門員の配置など必要な支援を行うこととした。
- 低所得世帯の学校給食費を一律に無料化した。
- 生活困窮世帯の子供を対象に実施される学習支援事業を生活困窮者自立支援制度の自立相談支援事業に統合することとした。
- 両親が離婚した子供の養育費相当額を自治体が負担することとした。
【 解答:2 】
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- 雇用者総数に占める介護をしている者の年齢階級別割合は,「45~49歳」が最も高い。
- 介護をしている雇用者のうち介護休業を取得した人の割合は,男性より女性の方が高い。
- 仕事と介護の両立のために勤務先に希望する支援として,「出社・退社時刻を自分の都合で変えられる仕組み」と「残業をなくす・減らす仕組み」の割合が高い。
- 介護をしている雇用者のうち介護休暇を取得した人の割合は,5割を超えている。
- 家族の介護等を理由とする離職者数は,男性が女性より多い。
【 解答:3 】
- 岡村重夫は,生活課題を貨幣的ニードと非貨幣的ニードに分類し,後者に対応する在宅福祉サービスを充実することを重視した。
- 永田幹夫は,地域社会で発生する生活課題の解決を図るために,地域住民の主体的で協働的な問題解決プロセスを重視した。
- 真田是は,在宅福祉サービスを整備することで,社会福祉サービスを必要とする個人や家族の自立を地域社会の場において図ることを重視した。
- 三浦文夫は,生活問題とその解決のための政策,そして地域社会の産業構造の変革も視野に入れた生活の共同的維持・再生産の地域的システムを重視した。
- 右田紀久惠は,地方自治体における福祉政策の充実や住民自治を基底に据えた自治型地域福祉を重視した。
【 解答:5 】
- シーボーム報告(1968年)は,社会サービスにおけるボランティアの役割は,専門家にできない新しい社会サービスを開発することにあることを強調した。
- エイブス報告(1969年)は,地方自治体がソーシャルワークに関連した部門を統合すべきであることを勧告した。
- ウォルフェンデン報告(1978年)は,地方自治体の役割について,サービス供給を重視した。
- バークレイ報告(1982年)は,コミュニティを基盤としたカウンセリングと社会的ケア計画を統合した実践であるコミュニティソーシャルワークを提唱した。
- グリフィス報告(1988年)は,コミュニティケアの基礎となるナショナル・ミニマムの概念を提唱した。
【 解答:4 】
- 頼母子講(タノモシコウ)は,共済的・金融的機能を持ち,経済的救済を目的とした組織のことをいう。
- 七分積金制度は,生活に困窮する者の救済を目的とした儒教的徳治主義を象徴とする天皇の慈恵政策のことをいう。
- 五保の制は,生活に困窮する者がいた場合には,まずは親族間での相互扶助を重視した制度のことをいう。
- 結は,江戸幕府の下で町人の負担する町の経費を節約した額の中から積立てをして,貧民や孤児を救済した制度のことをいう。
- 戸令(コリョウ)は,五戸を一組として,共助の機能を持った農耕と貢納のための組織のことをいう。
【 解答:1 】
- 欧米におけるソーシャルアクションの源流は,1960年代のアメリカの福祉権活動とされている。
- 戦前の方面委員による救護法制定・実施の運動は,ソーシャルアクションの事例とされる。
- ソーシャルアクションは,コミュニティオーガニゼーションと密接に関わるソーシャルワークの方法である。
- ソーシャルアクションは当事者の活動に限られ,福祉専門職は関わらないとされる。
- ソーシャルアクションの展開過程には,住民の理解の促進及び世論形成は含まれない。
【 解答:23 】
- 学習支援と子ども食堂は機能が異なるので,B民生委員にどちらかに絞るように促した。
- 社会福祉協議会がある社会福祉センター内には活動できるようなスペースがないため,B民生委員に社会福祉協議会としてはしばらく様子を見たいと伝えた。
- 教育委員会が担当すべき課題であると考え,対応を依頼した。
- 学生による学習ボランティアが必要であると考え,ボランティアセンターを通じて募集することにした。
- B民生委員も含め,地域関係者や教育関係者などによる協議の機会を持ち,対応策について検討することにした。
【 解答:5 】
- 「生活支援コーディネーター」(地域支え合い推進員)は,専門職として社会福祉協議会に配置されなければならない。
- 包括的支援事業の中には,地域包括支援センター以外の主体にも委託できるものがある。
- 地方公共団体は,被保険者が住み慣れた地域で自立生活を営めるよう,その求めに応じて居住先を確保しなければならない。
- 「新しい総合事業」(介護予防・生活支援サービス事業)は,単一の主体が独占的にサービスを提供することが想定されている。
- 市町村が地域ケア会議を開催する際には,当該地域の住民を参加させなければならない。
【 解答:2 】
- 児童福祉法に定める児童委員は,本人の申出によって,民生委員との兼務を辞退することができる。
- 民生委員は,市町村長の推薦によって,都道府県知事から委嘱される。
- 補欠で着任した民生委員・児童委員は,着任日から起算して3年を任期とすると定められている。
- 民生委員・児童委員の定数は,厚生労働大臣の定める基準を参酌して,市町村の区域ごとに都道府県の条例で定められている。
- 都道府県知事は,民生委員協議会を組織しなければならない。
【 解答:4 】
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 介護支援専門員の負う秘密保持義務は,その職を辞した後においては適用されない。
- 地域包括支援センター運営協議会の構成員は,当該自治体の関係部署の職員で組織される。
- 福祉用具の販売や賃貸を行う事業者は,老人及び心身障害者が福祉用具を適切に利用できるよう努めなければならない。
- 生活困窮者自立支援制度における主任相談支援員は,社会福祉士でなければならない。
- 市町村は,「障害者総合支援法」で定める基幹相談支援センターを自ら設置しなければならない。
【 解答:3 】
- 災害救助法が適用される災害において被災し,当座の生活費を必要とする世帯に対しては,生活福祉資金の緊急小口資金の特例貸与が実施される。
- 災害ボランティアセンターは,災害救助法の規定により,社会福祉協議会が設置することとされている。
- 共同募金会の呼び掛けにより集められた災害義援金は,全て被災自治体の復興事業に充てられている。
- 生活支援相談員は,被災者生活再建支援法の規定により配置されることとされている。
- 福祉避難所は,要配慮者とその家族・支援者だけではなく一般の被災者も同時に受け入れることとされている。
【 解答:1 】
- 市町村は,地域福祉計画において,福祉圏域を定めることとされている。
- 市町村は,障害福祉計画において,障害保健福祉圏域を定めることとされている。
- 市町村は,次世代育成支援行動計画において,教育・保育提供区域を定めることとされている。
- 市町村は,二次医療圏において,特殊な医療が提供できる体制を構築することとされている。
- 市町村は,介護保険事業計画において,日常生活圏域を定めることとされている。
【 解答:5 】
- 共同募金は,市町村の区域を単位として募集される。
- 共同募金を行う事業は,第二種社会福祉事業である。
- 共同募金会以外の者は,共同募金事業を行うことが禁止されている。
- 共同募金は,社会福祉を目的とする事業を経営する者以外にも配分される。
- 国は,寄附金の配分について関与できる。
【 解答:3 】
- 後期高齢者医療は都道府県が保険者となる。
- 後期高齢者医療の給付に要する費用の3分の2は,保険料で賄われている。
- 国民健康保険と健康保険との間では,財政調整は行われない。
- 介護保険では市町村で組織する広域連合が保険者となることができる。
- 介護保険の財源として,国は各保険者に対し介護給付及び予防給付に要する費用の25%を一律に負担する。
【 解答:4 】
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 児童福祉法によれば,市町村は,児童養護施設への入所申請があった場合,入所の措置を採らなければならない。
- 子ども・子育て支援法によれば,認定子ども園を利用する場合,保護者は,市町村から支給認定を受けなければならない。
- 生活保護法によれば,保護の実施機関は,保護の開始の申請のあった日から七日以内に決定内容を申請者に通知しなければならない。
- 「障害者総合支援法」によれば,市町村は,介護給付費等を支給決定障害者等に代わって,指定障害福祉サービス事業者等に支払うことはできない。
- 介護保険法によれば,都道府県は,指定する介護老人福祉施設の行う介護福祉施設サービスの利用に対して,施設介護サービス費を支給しなければならない。
【 解答:2 】
- 知的障害者福祉司は,都道府県の設置する知的障害者更生相談所に配置されなければならない。
- 児童福祉司は,社会福祉士として2年以上児童福祉事業に従事した者のうちから任用しなければならない。
- 身体障害者福祉司は,市及び福祉事務所を設置する町村では,その設置する福祉事務所に配置されなければならない。
- 主任介護支援専門員は,保健師,社会福祉士と共に福祉事務所に配置されなければならない。
- 都道府県の社会福祉主事は,都道府県に設置する福祉事務所において,老人福祉法,身体障害者福祉法,知的障害者福祉法に関する事務を行う。
【 解答:1 】
(注)
- 「地方分権一括法」とは,「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」のことである。
- 「三位一体の改革」とは,「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」(いわゆる「骨太の方針2003」,平成15年6月27日閣議決定)などに基づいて行われた一連の地方財政改革をいう。
- いわゆる福祉関係八法改正によって,自治体に地域福祉計画の策定が義務づけられた。
- 介護保険法の施行によって,新ゴールドプランが策定された。
- 「地方分権一括法」の施行によって,養護老人ホームへの入所措置は市町村の法定受託事務となった。
- 平成の大合併によって,市の数は減少した。
- 「三位一体の改革」によって,国庫補助金及び地方交付税が削減された。
【 解答:5 】
- 市町村障害者計画と市町村障害福祉計画は,一体のものとして策定されなければならない。
- 市町村は,市町村障害福祉計画を定めたときは,厚生労働大臣に提出しなければならない。
- 市町村は,市町村老人福祉計画と市町村介護保険事業計画のうち,いずれか一つを策定すればよい。
- 市町村子ども・子育て支援事業計画は,都道府県知事の定める基本指針に即して策定される。
- 都道府県介護保険事業支援計画は,医療計画との整合性の確保が図られたものでなければならない。
【 解答:5 】
- 各年度の介護保険施設の種類ごとの必要入所定員総数を定める。
- 各年度の認知症対応型共同生活介護の必要利用定員総数を定める。
- 各年度の地域包括支援センターの整備量を定める。
- 各年度の地域支援事業に関する見込量の確保のための方策を行う。
- 居宅要介護被保険者に係る医療との連携に関する事項の策定を行う。
【 解答:1 】
- 被用者を対象とした社会保険制度として,まず健康保険法が施行され,その後,厚生年金保険法が施行された。
- 最初に実施された公的医療保険制度は,国民健康保険である。
- 後期高齢者医療制度は,介護保険制度と同時に創設された。
- 国民皆年金は,基礎年金制度の導入によって実現した。
- 第二次世界大戦後,社会福祉の制度は,身体障害者福祉法,児童福祉法,生活保護法の順に施行された。
【 解答:1 】
- 社会保障給付費の対国内総生産比は20%を超えている。
- 政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは,「家族」に対する支出である。
- 政策分野別社会支出のうち,「住宅」支出の構成割合は10%を超えている。
- 部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると,「医療」が最も高い。
- 社会保障財源をみると,公費負担の割合が最も高い。
【 解答:1 】
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- 保険者は,都道府県である。
- 基本手当は,自己の都合により退職した場合には受給できない。
- 教育訓練給付は,被保険者でなくなった者は受給できない。
- 雇用継続給付には,高年齢雇用継続給付,育児休業給付及び介護休業給付がある。
- 雇用保険の保険料は,全額事業主が負担する。
【 解答:4 】
- Cさんは,障害基礎年金を受給しているので,厚生年金の保険料を免除される。
- Cさんは,先天性の視覚障害により,障害厚生年金を受給できる。
- Cさんは,先天性の視覚障害により,労災保険の障害補償年金を受給できる。
- Cさんの障害基礎年金は,就職後の所得の額によっては,その全部又は一部の支給が停止される可能性がある。
- 今後,Cさんに子どもが生まれても,Cさんの障害基礎年金の額が加算される可能性はない。
【 解答:4 】
- 障害等級2級の受給者に支給される障害基礎年金の額は,老齢基礎年金の満額の1.25倍である。
- 老齢基礎年金の年金額の算定には,保険料免除を受けた期間の月数が反映される。
- 老齢基礎年金の年金額は,マクロ経済スライドによる給付水準の調整対象から除外されている。
- 遺族基礎年金は,国民年金の被保険者等が死亡した場合に,その者の子を有しない配偶者にも支給される。
- 遺族基礎年金の受給権を有する妻の遺族厚生年金の受給権は,受給権を取得した日から5年を経過したときに消滅する。
【 解答:2 】
- Dさんには労働者災害補償保険から休業補償給付が支給される。
- Dさんの骨折の治療には自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)が適用される。
- Dさんには,雇用保険から基本手当が支給される。
- Dさんが協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)の被保険者である場合,健康保険の傷病手当金は,受給できない。
- Dさんが二日間入院して退院し,その翌日から休業せずに勤務を続けた場合,健康保険の傷病手当金は支給されない。
【 解答:5 】
- アメリカには,国民保健サービス(NHS)と呼ばれる,原則無料の医療保障制度がある。
- イギリスには,高齢者向けのメディケアという公的な医療保障制度がある。
- ドイツの介護保険制度では,公的医療保険の加入者が年齢にかかわらず被保険者となる。
- スウェーデンの老齢年金は,完全積立の財政方式に移行している。
- フランスの医療保険では,外来診療に要した費用は保険者から直接医療機関に支払われるのが原則である。
【 解答:3 】
- 自立訓練(生活訓練)
- 就労継続支援(B型)
- 重度訪問介護
- 生活介護
- 同行援護
【 解答:1 】
- 各法律に分かれていた障害者施策を,身体障害,知的障害,精神障害だけでなく難病も含めて一本化した。
- 既存の障害者施設サービスを,日中活動の場と生活の場に分離した。
- 新たな就労支援事業として,重度身体障害者授産施設を創設した。
- 対象者の障害程度区分にかかわらず,全てのサービスを利用できるようにした。
- 安定的な財源確保のため,介護保険財源からの調整交付金制度を導入した。
【 解答:2 】
(注)「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 市町村は,精神通院医療について支給認定を行う。
- 市町村長は,自立支援給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針を定める。
- 都道府県は,障害児通所給付費の給付決定を行う。
- 都道府県知事は,介護給付費等に係る処分の審査請求事案を取り扱う。
- 都道府県知事は,指定特定相談支援事業者の指定を行う。
【 解答:4 】
- 基本相談支援
- 障害児相談支援
- 地域移行支援
- 地域定着支援
- 計画相談支援
【 解答:15 】
- 療育手帳は,発達障害者支援法に基づき交付される。
- 療育手帳の交付の申請は,知的障害者更生相談所長に対して行う。
- 身体障害者が「障害者総合支援法」のサービスを利用する場合には,身体障害者手帳の交付を受ける必要がある。
- 手足の麻痺や音声・言語障害のない高次脳機能障害は,身体障害者手帳の交付対象である。
- 精神障害者保健福祉手帳の更新は,5年ごとに行わなければならない。
【 解答:3 】
(注)「精神保健福祉法」とは,「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
- 障害者基本法における「障害者」には,一時的に歩行困難になった者も含まれる。
- 発達障害者支援法における「発達障害者」とは,発達障害がある者であって発達障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるものをいう。
- 「障害者総合支援法」における「障害者」は,20歳以上の者とされている。
- 知的障害者福祉法における「知的障害者」とは,児童相談所において知的障害であると判定された者をいう。
- 「精神保健福祉法」における「精神障害者」とは,精神障害がある者であって精神障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるものをいう。
【 解答:2 】
- Gさんへの父親からの虐待に関する通報があったことを,都道府県に報告する。
- Gさん宅への立ち入り調査を実施するため,警察署長に援助を求める。
- Gさんの安全を確保するため,緊急一時保護の利用を勧める。
- Gさんに関わる民生委員からの通報について,事実確認を行う。
- Gさんのお金を父親から取り戻し,日常生活自立支援事業の利用を勧める。
【 解答:4 】
- 国は,居住地がないか,又は明らかでない被保護者の保護に要する費用の全額を負担する。
- 厚生労働大臣以外の者は,生活保護法に基づく医療機関を指定することができない。
- 都道府県知事は,生活保護法に定める職権の一部をその管理に属する行政庁に委任することができない。
- 人口5万人未満の市は,福祉事務所を設置しなくてもよい。
- 福祉事務所を設置していない町村の長は,特に急迫した事由により放置することができない状況にある要保護者に対して応急的な処置として必要な保護を行う。
【 解答:5 】
- 平成景気が終了した直後,生活保護受給世帯数が生活保護法施行後,最も多くなっている。
- リーマンショック(2008年(平成20年))以降,受給者数は減少を続けている。
- 2014年(平成26年)の生活保護受給世帯人員別内訳では,単身世帯の占める割合が最も高くなっている。
- 2015年度(平成27年度)の生活保護費扶助別内訳では,生活扶助費の占める割合が最も高くなっている。
- 2015年度(平成27年度)の生活保護費扶助別内訳では,介護扶助費の占める割合が最も低くなっている。
【 解答:3 】
- 保護の実施機関は,厚生労働省の地方厚生局である。
- 保護の実施機関は,被保護者に対して生活の維持のための指導をしてはならない。
- 保護の実施機関は,被保護者であった者について,保護を受けていた当時の雇主から報告を求めることができない。
- 扶養義務者がいる要保護者は,生活保護を受給することができない。
- 生業扶助には,高等学校就学費が含まれる。
【 解答:5 】
- 生活扶助基準第一類は,所在地域によらず設定されている。
- 生活扶助基準第一類は,男女の性別ごとに設定されている。
- 生活扶助基準第一類は,年齢によらず設定されている。
- 生活扶助基準第二類は,世帯人員別に設定されている。
- 生活扶助基準第二類は,生活保護の受給期間に応じて設定されている。
【 解答:4 】
- 公的扶助は扶養義務者の扶養を優先するが,公的年金保険は扶養義務者の扶養を優先することなく給付される。
- 公的扶助は個人単位で給付されるが,公的年金保険は世帯単位で給付される。
- 公的扶助は画一的に給付されるが,公的年金保険は所得に応じて給付される。
- 公的扶助は原則として金銭で給付されるが,公的年金保険は原則として現物により給付される。
- 公的扶助は貧困予防のための給付であるが,公的年金保険は貧困救済のための給付である。
【 解答:1 】
- 抗酒剤の服用により,飲酒の欲求を抑えることができると説明した。
- 求職活動の前に専門的な医療機関での治療を優先する計画を立てた。
- 飲酒しながら自立生活を営むことができるよう自立支援の計画を策定した。
- 生活習慣を見直す必要があるため,Hさんの意に反して更生施設へ入所させることにした。
- 一度作成した自立支援の計画は,変更できないと説明した。
【 解答:2 】
- 他の法律に定める扶助は,生活保護法による保護に優先して行われる。
- 生活に困窮していても借金がある場合は,保護を受けることができない。
- 資力調査等に日時を要する場合は,保護の開始の申請から60日まで保護の決定を延ばすことができる。
- 急迫した状況にある場合は,資産等の調査を待たずに保護を開始することができる。
- 生活保護法による生活扶助は,居宅よりも保護施設において行うことが優先される。
【 解答:14 】
- 年齢階級別の割合をみると,65歳以上の医療費よりも65歳未満の医療費の方が高い。
- 制度区分別に金額をみると,国民健康保険の総額よりも被用者保険の総額の方が多い。
- 医科診療医療費の傷病分類別の割合をみると,呼吸器系の疾患が最も高い。
- 医科診療医療費の診療種類別の割合をみると,入院医療費よりも入院外医療費の方が高い。
- 国民医療費の総額をみると,初めて40兆円を超えた。
【 解答:5 】
- 特定機能病院は,都道府県知事の承認を受けることとされている。
- 地域医療支援病院は,100床以上の病床を有することとされている。
- 診療所は,最大20人の患者を入院させる施設であることとされている。
- 在宅療養支援病院は,在宅医療の担当医師を1名以上配置することとされている。
- 在宅療養支援診療所は,24時間,往診が可能な体制を確保することとされている。
【 解答:5 】
(注)「感染症法」とは,「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」のことである。
- 保健所が行うメンタルヘルスの相談では,精神障害者保健福祉手帳所持者は対象外である。
- 保健所における対人保健分野の業務として,エイズに関する個別カウンセリング事業がある。
- 保健所は,「感染症法」に基づき,結核患者の発生届を受理した場合には,治療に当たることが義務づけられている。
- 都道府県が設置する保健所の所管区域は,医療法に規定する三次医療圏と一致する。
- 保健所は,母子保健法に基づき母子健康手帳を交付する。
【 解答:2 】
- 理学療法士は,在宅患者への訪問リハビリテーションについても,医師の指示の下に実施しなければならない。
- 社会福祉士は,要介護者に福祉用具に関する助言を提供する場合,医師からの助言の下で実施しなければならない。
- 医師は,患者に対し治療上,薬剤を調剤して投与する必要があると認めた場合,薬剤師に処方箋を交付させなければならない。
- 言語聴覚士は,摂食機能に障害のある者への療法については,歯科衛生士の了承の下で実施しなければならない。
- 看護師は,臨時応急の手当てを行う際にも,医師又は歯科医師の指示の下に実施しなければならない。
【 解答:1 】
- 傷病手当金の申請手続きを勧める。
- 介護保険制度の要介護認定の手続きを開始する。
- 職場環境や仕事内容を考慮して療養を支援する。
- 身体障害者手帳取得の手続きを開始する。
- 公共職業安定所(ハローワーク)で転職先を探すよう助言する。
【 解答:3 】
Kさんの担当になった医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が医療ソーシャルワーカー業務指針に沿って援助計画を立案するに当たって行うこととして,最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)
- 医療ソーシャルワーカー業務指針は,平成14年11月29日に改定されたものである。(厚生労働省健康局長通知)
- 「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- 急性期治療から回復期リハビリテーション,さらに復学支援まで自分が担当すると説明する。
- 精神的に不安定なKさんの支援のために,精神科医に診療を依頼する。
- Kさんの家族に対して,治療方針と予後に関して説明する。
- 将来の在宅療養を予想し,Kさんの居住する地域の「障害者総合支援法」に基づく協議会に参加して,患者に関する情報を提供する。
- Kさんに対して面接を行い,その中でリハビリテーションを受け入れない理由などの情報を収集する。
【 解答:5 】
- 連携する機関に保険薬局は含まれない。
- 病院内のチーム医療の推進が目的である。
- 連携する機関の間で診療計画や診療情報を共有する。
- 連携する機関に地域包括支援センターは含まれない。
- 患者が退院する病院の専門職が決定した診療方針に従い,地域の医療機関が診療を行う。
【 解答:3 】
- 「高齢者虐待防止法」とは,「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
- 「児童虐待防止法」とは,「児童虐待の防止等に関する法律」のことである。
- 「障害者虐待防止法」とは,「障害者虐待の防止,障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
- 「高齢者虐待防止法」における「高齢者虐待」の定義には,使用者による高齢者虐待が含まれている。
- 「障害者虐待防止法」における「障害者虐待」の定義には,特別支援学級教職員による障害者虐待が含まれている。
- 「児童虐待防止法」における「児童虐待」の定義には,保育士による児童虐待が含まれている。
- 設問に掲げた三法の虐待の定義には,いずれも,いわゆる経済的虐待が含まれている。
- 設問に掲げた三法の虐待の定義には,いずれも,いわゆるネグレクト(放置・放任等)が含まれている。
【 解答:5 】
- 労働基準法は,就労目的での在留資格を有していない外国人労働者に適用されることはない。
- 労働者災害補償保険法は,就労目的での在留資格を有していない外国人労働者に適用されることはない。
- 生活保護法は,就労目的での在留資格で在留する外国人に適用されることはない。
- 国民年金法は,永住外国人に適用されることはない。
- 国民健康保険法は,永住外国人に適用されることはない。
【 解答:3 】
- 寄託契約
- 委任契約
- 請負契約
- 雇用契約
- 消費貸借契約
【 解答:2 】
- 公立の福祉施設の職員の過失により加えられた利用者への損害に対して,国家賠償法に基づく損害賠償請求はできない。
- 公務員の違法な公権力行使により損害を被った者は,国家賠償責任に加えて,公務員個人の民法上の不法行為責任も問うことができる。
- 公務員が適切に公権力を行使しなかったことによる損害に対して,国家賠償法に基づく損害賠償請求はできない。
- 公務員が家族旅行に行った先で,誤って器物を損壊したことに対して,国家賠償法に基づく損害賠償請求はできない。
- 非番の警察官が制服を着用して行った行為による損害に対して,国家賠償法に基づく損害賠償請求はできない。
【 解答:4 】
- 保佐及び補助における判断能力の判定に際して,いずれも原則として医師等の専門家による鑑定が必要である。
- 保佐開始及び補助開始の申立てにおいては,いずれの場合も本人の同意が必要である。
- 保佐開始又は補助開始後,保佐人又は補助人はいずれも被保佐人又は被補助人がした日用品の購入など日常生活に関する行為の取消しを行うことができる。
- 保佐開始後,被保佐人が保佐人の同意を得ずに高額の借金をした場合,被保佐人及び保佐人いずれからも取り消すことができる。
- 補助人に同意権を付与するには,被補助人の同意は不要である。
【 解答:4 】
- 法務局
- 家庭裁判所
- 都道府県
- 市町村
- 日本司法支援センター(法テラス)
【 解答:1 】
- Lが認知症であれば民法713条が定める責任無能力者として免責されることになるので,LのMに対する不法行為責任は成立しない。
- LのMに対する不法行為責任が認容される場合には,Vに民法714条の法定監督義務者責任を理由とする不法行為責任は成立しない。
- LがAに不法行為責任に基づく損害賠償請求をする場合に,Vに民法715条の使用者責任に基づく損害賠償請求を併せて行うことはできない。
- LがVに債務不履行責任に基づく損害賠償請求をする場合に,Vに民法715条の使用者責任に基づく損害賠償請求を併せて行うことはできない。
- VがAの使用者責任に基づきLに損害賠償を支払った場合でも,VがAに求償することはできない。
【 解答:2 】
- センサスとは,民間企業が消費者の動向を把握するために行う調査である。
- 研究者が個人で行うフィールドワークは,社会調査には含まれない。
- 新聞社が行う世論調査が,社会調査の最も古い起源である。
- 社会踏査とは,社会的な問題を解決するために行われる調査である。
- 統計的なデータとして結果をまとめられない調査は,社会調査とはいえない。
【 解答:4 】
- 仮説と異なるデータが得られた場合でも,そのデータも含めて報告書をまとめなければならない。
- 学術研究上の調査は,調査対象者に強制的に回答を求める必要がある。
- 調査対象者への謝礼は,謝礼目的で迎合的な回答をする恐れがあるので,禁じられている。
- 調査対象者に調査の協力依頼をする際には,誤解がないように電話ではなく,文書で行わなければならない。
- 公益社団法人日本社会福祉士会が作成した社会福祉士の倫理綱領および行動規範には,調査や研究に関する専門職としての倫理責任についての項目はない。
【 解答:1 】
- 単純無作為抽出法は,母集団の規模にかかわらず作業時間が節約できる効率的な抽出法である。
- 系統抽出法では,抽出台帳に何らかの規則性がある場合,標本に偏りが生じる危険がある。
- 標本抽出では,男女別や年齢別の割合など,あらかじめ分かっている母集団の特性を利用してはならない。
- 用いる尺度の問題から測定上の誤差が生じることを標本誤差という。
- 機縁法は確率標本抽出の一種である。
【 解答:2 】
- 郵送調査は,回答者が十分に時間をかけて回答することができるため,質問項目数の上限がないというメリットがある。
- 集合調査は,特定の団体が集まる会合の場で実施できるため,代表性のある標本を確保しやすいというメリットがある。
- 電話調査は,近年,固定電話に加え,携帯電話を持つ人が増えてきたため,回収率が高いというメリットがある。
- 留置調査は,調査票を配布したその場で回答がなされないため,他の方法に比べて回収率が低いというデメリットがある。
- インターネット調査は,インターネット上で調査対象者を公募する場合,代表性の偏りが生じるというデメリットがある。
【 解答:5 】
- クロス集計表において,セルの度数の比が全ての行で等しい場合,そのクロス集計表の2変数間には関連がない。
- クロス集計表において,2変数間の関連をみる場合,行パーセント,列パーセントのどちらを示しても,得られる情報に変わりはない。
- クロス集計表では,2変数間の関連をみることができるが,3変数以上の関連についてみることはできない。
- 度数分布表における相対度数とは,度数を合計した値を各カテゴリーの値で割って算出したものである。
- 連続変数では,値が連続的に変化するため,度数分布表を作成することができない。
【 解答:1 】
- 観察対象となる個体が示す値を集合した,集団の分布に関心がある。
- 研究対象は,質的データにあり,量的データは対象としない。
- 事例の置かれた社会的文脈や個別の局面,状況の詳細な理解を目的とする。
- 手紙や日記といった私的文書は,収集対象とはならない。
- 探索的目的に有効であるが,説明的目的には有効ではない。
【 解答:3 】
次のうち,その際の参加者によるKJ法の進め方として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- KJ法に必要な器具として,話合いにおける発言を一字一句正確に記録するためのビデオカメラとICレコーダーを購入した。
- 意見を付箋紙に記録する際,ソーシャルワークの専門用語を用いて表現した。
- 意見が記録された付箋紙をグループ編成する際,Q市社協の重点目標に即して大まかにグループ分けした上で,徐々に小分けにしていった。
- 付箋紙をグループ編成する際,1枚だけで残るものがないように,まんべんなく全ての付箋紙をいずれかのグループに含めた。
- 付箋紙のグループ編成を何段階か行った後,話合いの内容に基づく複数のユニットができたので,それらを模造紙上に再配置していった。
【 解答:5 】
- 社会福祉士の名称使用は,登録後でなければならない。
- 業務を行うに当たっては,クライエントの主治医の指導を受けなければならない。
- 専門性の維持・向上を目的として,資格更新研修を受けなければならない。
- 所属する勤務先の立場を優先して業務を行わなければならない。
- 資質向上の責務として,相談援助に関わる後継者の教育指導に努めなければならない。
【 解答:1 】
(注)「ソーシャルワークのグローバル定義」とは,2014年7月の国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)と国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)の総会・合同会議で採択されたものを指す。
- 個人的正義
- 集団主義
- 自民族中心主義
- 自己責任
- 多様性尊重
【 解答:5 】
- COSは,労働者や子どもの教育文化活動,社会調査とそれに基づく社会改良を目的に設立された。
- COSの救済は,共助の考えに基づき,社会資源を活用して人と人が支え合う支援を行った。
- COSは,把握した全ての貧困者を救済の価値のある貧困者として救済活動を行った。
- COSは,友愛訪問員の広い知識と社会的訓練によって友愛訪問活動の科学化を追求した。
- COSの友愛訪問活動の実践を基に,コミュニティワーカーに共通する知識,方法が確立された。
【 解答:4 】
- 統合化の背景には,専門分化されたソーシャルワーク実践が多様化する社会問題に対応できていたことがある。
- 統合化とは,ケースマネジメントとカウンセリングに共通する新しい知識や方法を明らかにする動きのことである。
- ミルフォード会議の報告書(1929年)において,「ソーシャルケースワーク」という概念が初めて示され,統合化への先駆けとなった。
- ジェネラリスト・アプローチは,ソーシャルワークの統合化の一形態である。
- 精神分析学は,ソーシャルワークの統合化に大きな影響を与えた。
【 解答:4 】
- 「Cさんは今後の暮らしをどのようになさりたいですか」
- 「施設に入所してはいかがでしょうか」
- 「息子さんと同居することが良いと思います」
- 「Cさんが一人で決めるべきです」
- 「私(B介護支援専門員)が決めます」
【 解答:1 】
- 校長に対して,E君を転校させる必要性があると助言する。
- 校長に対して,保護者からのクレームは気にする必要がないと助言する。
- 校長に対して,個別的な対応をするため,特別支援教育支援員配置の必要性があると助言する。
- E君の担任に対して,E君の指導を厳格にするよう助言する。
- E君の保護者に対して,家庭でのしつけを徹底するように助言する。
【 解答:3 】
- 主治医と連絡を取り,Gさんが出産するかどうかの意思決定支援を一任する。
- 大学の関係部署と連携し,学業と子育てを両立するための方策を検討する。
- 学業を優先する必要があるため,出産,子育ては断念するように助言する。
- 特別養子縁組制度の活用を勧め,仲介してくれる機関を紹介する。
- 子の父親を捜し出し,認知してもらうように説得する。
【 解答:2 】
- ケースワーク,グループワーク,コミュニティワークの主要三方法を統合する視座を示した。
- システムの中心を個人とみなし,個人の変化に焦点化する方法を示した。
- クライエントの自己への評価の低さに伴う否定的な感情に注目する視座を示した。
- 現実は社会的に構成されるという見方を示した。
- 精神の力動性に着目し,パーソナリティの変容を目指す視座を示した。
【 解答:1 】
- 今後のセルフケアと仕事の両立が難しいので,退職した方が良いと勧める。
- 職場復帰に関する上司の発言に非があると,直接上司に言う。
- 主治医同席で,職場の人事担当者と話合いの場を持つことを提案する。
- 今後の方向性を一緒に考えましょうと言う。
- 今までの上司との関係を振り返り,反省するように言う。
【 解答:34 】
- 問題の原因の追求よりも,クライエントのリソース(能力,強さ,可能性等)を活用することを重視する。
- ヒューマンシステムを言語システムとして捉える。
- 対話を,専門家ネットワークと個人的ネットワークの間に生まれるものと捉える。
- 個人と環境の継続的な相互作用により,無力化が起こると考える。
- クライエントが,自分の人生を描き出す対話のパートナーとなる。
【 解答:1 】
- 社会生活技能訓練(SST)の技法を用いる。
- ライフストーリーの書き換えを目指した技法を用いる。
- 部分化の技法を用いる。
- 強化による行動変容によって適応行動を増やす技法を用いる。
- 例外探しの技法を用いる。
【 解答:3 】
次の例示のうち,講座内容の趣旨に沿った表現として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- いつも落ち着きがありません。
- ちゃんとできたことはありません。
- 何かにつけて口答えばかりです。
- 弟が持っているおもちゃを横取りします。
- とにかくかんしゃく持ちなのです。
【 解答:4 】
- 近隣住民の迷惑となっていることを自覚しているかを尋ねる。
- 何かお困りのことはありませんかと問いかける。
- 不要な物が火災の原因となる可能性があることを伝える。
- 親族である息子と一緒に,不要な物を処分するように伝える。
- なぜ,こんなにたくさんの物を溜めたのか理由を尋ねる。
【 解答:2 】
- コミュニティはアセスメントの対象に含まれない。
- ソシオグラムは,クライエントと複数世代の家族メンバーとの関係性を表す。
- パーソナリティに焦点化して,クライエントに関する情報を収集する。
- プライバシー保護のため,クライエント以外の者から情報収集は行わない。
- 支援プロセスの進行と共に展開する動的なプロセスである。
【 解答:5 】
- プランニングの前に実施される。
- インターベンションが行われている間に実施される。
- 契約の前に実施される。
- インテークの途中で実施される。
- 援助終結後に実施される。
【 解答:2 】
- 「自己決定の原則」は,クライエント自身や第三者に重篤な危害が及ぶことが想定される場合においても優先する。
- 「受容の原則」とは,ワーカーの個人的な価値観と一致する場合において,クライエントを受け止めることである。
- 「個別性尊重の原則」とは,他のクライエントと比較しながら,クライエントの置かれている状況を理解することである。
- 「非審判的態度の原則」とは,クライエントを一方的に非難したり,判断しないことである。
- 「統制された情緒的な関与の原則」とは,クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。
【 解答:4 】
- 「ご家庭でのお子さんの様子をもう少し詳しく聞かせていただけますか」
- 「お子さんの問題は夫婦で話し合うのが最も大事なのではないですか」
- 「兄弟喧嘩くらい多少は大丈夫ですよ」
- 「お子さんの学校の問題は,先生ともっと話し合うべきです」
- 「お母さんのこれまでの生活歴をお聞きしてもよろしいですか」
【 解答:1 】
- 閉ざされた質問は,クライエントが自分の考えや気持ちを表現できるように促すために用いる。
- 要約とは,クライエントの言葉をそのまま繰り返し,対話を促すことである。
- 感情の反映とは,クライエントの感情や態度に関係なく,ワーカー自身の感情を伝えることである。
- 沈黙場面では,クライエントの混乱が沈黙の第一の理由と捉え,ワーカーが指示的に関わる。
- 非言語的な表現の観察においては,クライエントのアンビバレントな感情を理解する。
【 解答:5 】
- 複数の組織から類似の機能を持つサービスが用意されるなど,手厚いサービスが提供される。
- 身体的,心理的,社会環境的な側面から各専門職が独自にサービスを提供する。
- 専門職がクライエントの意向にかかわらず自立生活のプランを立てる。
- 地域の資源を活用・調整して,住み慣れた地域でできる限り長く暮らし続けられるようにすることである。
- サービス利用者の満足感,快適性よりも,援助者の実行しやすい援助を提供する。
【 解答:4 】
次のうち,D社会福祉士がこの場面で最初に行うこととして,最も適切なものを1つ選びなさい。
- アセスメント
- プランニング
- スクリーニング
- モニタリング
- コンサルテーション
【 解答:3 】
- Hさんに電話をして,地域包括支援センターに相談に来るよう勧める。
- Hさんに援助を求める意思がないので,住民や専門職には協力を求めない。
- 市の担当課と連絡を取って,情報を共有する。
- Hさんが援助を求めるまで,見守りながら待つ。
- Hさん宅を訪問し状況を把握する。
【 解答:35 】
- ケースアドボカシーとは,クライエントと同じ状況に置かれている人たちの権利を守るために,新しい資源を開発しようとすることである。
- 小地域開発とは,社会福祉の制度やサービスの創設・改善・維持を目指す活動である。
- ソーシャルアクションとは,地域の問題について,専門家を入れずに住民がグループでの取組を通して問題解決を図れるようにするものである。
- コーズアドボカシーとは,一人のクライエントの利益と安定した生活をまもるための働きである。
- 社会計画とは,公的な機関や専門職が地域の問題について情報を収集・分析し,合理的な取り組み方を決めて実施することである。
【 解答:5 】
- 静態的な概念である。
- 既存の所属や地域の制約の中で展開する。
- 特定の強力なリーダーに導かれる。
- 日常的な結び付きを無意図的に繰り返し使用する。
- 目標と価値を共有する。
【 解答:5 】
- 身体機能に不安を感じる参加者に,地域包括支援センターの利用を勧める。
- カフェのプログラムは,専門職が行うものを優先する。
- 参加者の仲間関係によってグループ分けをする。
- 団地自治会に見守り活動を提案する。
- カフェの運営会議では社会福祉協議会の要望を優先する。
【 解答:14 】
- 波長合わせとは,メンバー間の親しい対面や接触を通して,お互いに刺激し,影響し合うことである。
- グループの発達過程とは,グループの誕生から終結に至る,力動的関係の過程を示すものである。
- グループの凝集性とは,メンバーがどのような思いや感情を持ってグループの場面にやってくるのかを,援助者があらかじめ理解しておくことである。
- メンバー間の相互作用とは,メンバーがグループの構成員として認められるため,グループが持つルールのことである。
- プログラム活動とは,メンバーと機関・施設側との間で目標達成に向けての取組について合意を形成し,双方の責任を明確にすることである。
【 解答:2 】
- 専門職がリーダーとして問題や課題を専有している。
- メンバーが受動的である。
- メンバー間に明確な上下関係がある。
- 異なる悩みや問題,課題を持つ者の集まりである。
- 本人や家族が参加している。
【 解答:5 】
- ピア・スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが同席して行う。
- グループ・スーパービジョンは,一人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対して行う。
- 個人スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが相互に交代しながら行う。
- セルフ・スーパービジョンは,スーパーバイザーとスーパーバイジーが1対1で行う。
- ライブ・スーパービジョンは,スーパーバイザーを置かずに,スーパーバイジーが集団で行う。
【 解答:2 】
- 逐語体は,あらかじめ設定している援助課題の項目ごとに時系列で援助過程を簡潔に示すものである。
- 叙述体は,事実やその解釈,見解の要点を整理して示すものである。
- 要約体は,ソーシャルワーカーとクライエントの相互作用について時間経過に沿って詳細に示すものである。
- ジェノグラムは,数世代にわたる血族・姻族関係,ライフイベントなどを図式化するものである。
- エコマップは,グループメンバー間のつながり,構造,関係のパターンを図式化するものである。
【 解答:4 】
- 第二種社会福祉事業の経営主体は,社会福祉法人に限られる。
- 社会福祉法人は,社会福祉事業の主たる担い手である。
- 社会福祉法人は,他の社会福祉法人と合併することはできない。
- 社会福祉法人の非営利性とは,収益を出してはならないという意味である。
- 社会福祉法人には,株式会社の法人税率と同じ税率が適用される。
【 解答:2 】
- 医療法人は剰余金の配当が可能である。
- 第5次医療法改正の施行後に設立される医療法人には出資持分が認められている。
- 社会医療法人は,収益業務を行うことができない。
- 特定非営利活動法人の解散時の残余財産は,定款で定めた他の特定非営利活動法人等に帰属する。
- 特定非営利活動法人における各社員の表決権は平等ではない。
【 解答:4 】
- OJTを通して,先輩職員の仕事の仕方を模倣する。
- 各担当係が紙媒体で管理していた業務記録を電子データベース化する。
- 熟練の職員が行う仕事の仕方を文章化し,マニュアルを作る。
- 法人の理念と行動規範を毎日唱和し,職員に周知させる。
- 新人教育でマニュアルの読み合わせを徹底し,マニュアルがなくても仕事ができるようにする。
【 解答:3 】
- リーダーを中心にまとまりの良い集団では,集団浅慮は起きない。
- 社会的手抜きは,集団の作業では発生しない。
- 社会的促進は,複雑で不慣れな課題遂行時に起きる。
- グループ間のコンフリクトは,あるグループが他のグループに対して優位に立とうとするときに生じる。
- チームでメンタルモデルが共有されていると,チームのパフォーマンスが減退する。
【 解答:4 】
- コンティンジェンシー理論では,特定のリーダーシップ行動の普遍的有効性を重視する。
- 行動アプローチでは,リーダーシップという影響力の実体をリーダー個人の身体的・精神的資質として捉える。
- 変革型リーダーシップ論では,メンバー個々の動機づけや知的刺激を排除するリーダーの行動を重視する。
- リーダーシップの特性論では,課題志向型と人間関係志向型の二つの行動を重視する。
- フォロワーシップ理論では,フォロワーの自律性を引き出すリーダーの役割を重視する。
【 解答:5 】
- 法人全体の財務諸表を作成しなければならない。
- 貸借対照表の貸方(右側)には,固定資産が計上される。
- 減価償却費はコストであるため,法人外部に資金流出する。
- アカウンタビリティとは,間接金融を指す。
- 借入金返済の財源として,外部寄附者による寄附金を用いてはならない。
【 解答:1 】
- ハーズバーグ(Herzberg,F.)は,仕事に積極的な満足を与える要因として,監督技術,作業条件,給与などの衛生要因を重視した。
- マズロー(Maslow,A.)は,自己実現の欲求が達成されれば,仕事のやる気は低下すると考えた。
- コーチングとは,上司からの指示・命令により従業員の労働意欲を向上させる方法のことである。
- キャリアアンカーとは,組織が個人にふさわしいキャリア展開を前もって計画することをいう。
- メンタリングは,メンティー(メンタリングの受け手)のキャリア形成の促進を目的とする。
【 解答:5 】
(注)高齢者世帯とは,65歳以上の者のみで構成するか,又はこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯をいう。
- 高齢者の就業状況をみると,65~69歳の男性の有業者の割合は,2割程度となっている。
- 高齢者の雇用形態をみると,男性の雇用者の場合,非正規雇用者の比率は,65~69歳で7割を超えている。
- 60歳以上の高齢者のうち,収入を伴う仕事を希望する者の割合は約5割である。
- 労働力人口に占める65歳以上の高齢者の割合は3割を超えている。
- 高齢者世帯の所得を種類別にみると,平均年間所得金額に占める「稼働所得」の割合は,4割程度となっている。
【 解答:2 】
- 老人福祉法制定時(1963年(昭和38年))には,特別養護老人ホームは経済的理由により居宅において養護を受けることが困難な老人を収容するものとされていた。
- 65歳以上の者に対する健康診査事業は,老人医療費支給制度の導入時(1972年(昭和47年))に法定化された。
- 高齢者保健福祉推進十か年戦略(1989年(平成元年))を円滑に実施するため,老人福祉計画の法定化を含む老人福祉法の改正(1990年(平成2年))が行われた。
- 老人家庭奉仕員派遣制度は,老人福祉法改正時(1990年(平成2年))に,デイサービスやショートステイと共に法定化された。
- 介護保険法の全面施行(2000年(平成12年))に合わせて,老人福祉施設等の入所事務が都道府県から町村に権限移譲された。
【 解答:3 】
- 介護予防訪問入浴介護
- 介護予防訪問看護
- 介護予防訪問介護
- 介護予防通所介護
- 介護予防短期入所生活介護
【 解答:34 】
- 認知症老人徘徊感知機器
- 入浴用椅子
- 腰掛便座
- 簡易浴槽
- 自動排泄処理装置
【 解答:15 】
- トイレの場所が分かるように矢印などで示した。
- 本人の排尿リズムを考慮した時間ごとに,トイレに誘導するようにした。
- 部屋にポータブルトイレを置くようにした。
- 排泄時に着脱しやすい服装を勧めた。
- 常時,オムツを着けるようにした。
【 解答:24 】
- 総合相談支援業務では,日常生活自立支援事業や成年後見制度といった権利擁護を目的とするサービスや制度を利用するための支援などが行われる。
- 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務では,地域内の要介護者などやその家族に対し,日常的な介護予防に関する個別指導や相談などが実施される。
- 在宅医療・介護連携推進事業では,高齢者などが医療機関を退院する際,必要に応じ,医療関係者と介護関係者の連携の調整や相互の紹介などが行われる。
- 生活支援体制整備事業では,生活支援コーディネーターと生活支援サービスの提供主体による情報共有・連携強化の場として,地域ケア会議が設置される。
- 認知症総合支援事業では,民生委員や地域内のボランティアによる認知症初期集中支援チームが設置される。
【 解答:3 】
- 要介護度ごとに定められる区分支給限度基準額を決定する。
- 利用者からの苦情を受けて,サービス事業者に対する必要な指導及び助言を行う。
- 事業者・施設の利用料金,職員研修の実績などに関する介護サービス情報の公表を行う。
- 第一号被保険者の保険料の特別徴収を行い,それを各市町村に納入する。
- 介護保険審査会を設置し,市町村の処分に対する不服申立ての審理・裁決を行う。
【 解答:2 】
- 認知症サポーターを養成する事業は,介護保険法において地域支援事業の一つとして法定化されている。
- 認知症サポーター養成講座を受講するためには,保健医療・福祉分野で高齢者支援に関する実務経験を有することが要件となっている。
- 認知症サポーターとキャラバン・メイトの総数は,平成27年12月現在,全国で約100万人である。
- 認知症サポーターには,地域包括支援センターに協力する努力義務が課せられている。
- キャラバン・メイトは,認知症サポーター養成講座の企画・立案及び実施を行う。
【 解答:5 】
- 老人居宅介護等事業
- 軽費老人ホーム
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- 救護施設
【 解答:13 】
- 速やかにS町へ通報をすることとした。
- 閉じ込めたことは,やむを得ない対応と判断した。
- Mさんの家族に電話で状況を説明し,了解を求めることとした。
- Mさんの行動について,関係する職員とその要因を分析しつつ,対応方法を検討することとした。
- 外部に情報が広がらないように,ボランティアの受入れを中止することとした。
【 解答:14 】
- 子ども・子育て支援給付の総合的・計画的実施は都道府県の責務である。
- 一般事業主は一般事業主行動計画を策定しなければならない。
- 病児保育事業は地域型保育事業の一つである。
- 子ども・子育て会議は厚生労働省に置く。
- 子どものための教育・保育給付は小学校就学前子どもの保護者に対して行う。
【 解答:5 】
(注)「保育所等」とは,従来の保育所に加えて,特定教育・保育施設(幼保連携型認定こども園,幼稚園型認定こども園,地方裁量型認定こども園)と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含む。
- 保育所数は,平成22年4月1日時点に比べて倍増している。
- 保育所の利用児童数は,幼保連携型認定こども園の利用児童数を上回っている。
- 3歳未満児のうち,保育所等を利用する児童数がおよそ半数を占めている。
- 保育所等待機児童数は,平成26年4月1日時点に比べて減少している。
- 首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)の保育所等待機児童数は,全国の90%を占めている。
【 解答:2 】
- 第1回ホワイトハウス会議で採択された。
- 日本政府は,この条約を批准するための検討を進めている。
- 児童の権利を,能動的権利と受動的権利に関する節に分けて規定している。
- 「児童とは,20歳未満のすべての者をいう」と規定している。
- 「自由に自己の意見を表明する権利の確保」について規定している。
【 解答:5 】
- 児童の福祉を保障するための原理は,すべて児童に関する法令の施行にあたって,常に尊重されなければならない。
- 国は,児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。
- 児童が就学年齢に達した後に,その自立が図られることその他の福祉を保障される権利を得る。
- 児童憲章を児童の福祉を保障するための原理としている。
- 全て国民は,児童の保護者を支援しなければならないとしている。
【 解答:1 】
- 母子生活支援施設
- 母子福祉資金
- 養育支援訪問事業
- 児童扶養手当
- 婦人相談所
【 解答:2 】
- 児童扶養手当の支給によって子どもに対する父親の扶養義務はなくなる。
- 障害基礎年金と児童扶養手当は併給できないため,Bさんはどちらかを選択する必要がある。
- Bさんに障害があるため,児童扶養手当は子どもが20歳になるまで支給される。
- 母子生活支援施設に入所する場合であっても,支給要件を満たす限り,児童扶養手当は支給される。
- 児童扶養手当の支給は,子どもが13歳に達した日の翌月から減額される。
【 解答:4 】
- 里親支援専門相談員
- 児童自立支援専門員
- 家庭支援専門相談員
- 主任児童委員
- 家庭相談員
【 解答:3 】
- 就労支援の対象は,一般就労を目指す者に限定される。
- 就労支援においては,対象者の就労へのニーズを確認することが重要である。
- 就労支援の中核的な業務は,職業紹介である。
- 生活保護受給者が就労支援を受けるためには,保護の廃止が条件となる。
- 就労支援においては,就職後のフォローアップは行わないこととされている。
【 解答:2 】
(注)「求職者支援法」とは,「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律」のことである。
- 個人事業を廃業した者が企業に就職したい場合
- 現在雇用保険の被保険者である者が転職したい場合
- 雇用保険に加入できずに企業で働いていたが,現在失業している者が職業訓練を受講したい場合
- 就労経験のない大学生が職業訓練を受講したい場合
- 現在失業している者が雇用保険の失業等給付を受給しながら職業訓練を受講したい場合
【 解答:13 】
- 求職者に対して,有料で職業紹介を行っている。
- 各市町村にその設置が義務づけられている。
- 雇用保険に関する業務を行っている。
- 障害者に対して,職業能力開発促進法に基づく公共職業訓練を行っている。
- 生活保護のうち,生業扶助の支給に関する事務を行っている。
【 解答:3 】
- Eさんからの申出のとおり,休憩室を設置するように助言する。
- Eさんからの申出は,障害の特性とは関係ないので,断るように助言する。
- 事業所にとって,過重な負担となるので断るように助言する。
- EさんとFさんとの対立が予想されるので,弁護士に相談するように助言する。
- Fさんに,必要に応じて自分も同席するので,Eさんと可能な対応について話し合うように助言する。
【 解答:5 】
- 犯罪をした者及び非行のある少年に対して,矯正施設内において適切な処遇を行うことにより再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,自立と改善更生を助ける。
- 犯罪をした者及び非行のある少年に対して,社会内において適切な処遇を行うことにより再犯を防ぎ,又はその非行をなくし,自立と改善更生を助ける。
- 犯罪及び非行を行うおそれのある者に対して,適切な予防活動を行うことにより犯罪を防ぎ,又はその非行性をなくし,自立と改善更生を助ける。
- 犯罪をした者に対して,本人との契約に基づき,適切な処遇を行うことにより再犯を防ぎ,自立と改善更生を助ける。
- 犯罪をした者に対して,矯正施設及び社会内において適切な処遇を行うことにより再犯を防ぎ,自立と改善更生を助ける。
【 解答:2 】
- 起訴猶予を受けた者は,更生緊急保護を受けることができない。
- 罰金刑の言渡しを受けた者は,更生緊急保護を受けることができない。
- 懲役・禁錮の刑につき執行猶予の言渡しを受けた者は,更生緊急保護を受けることができない。
- 懲役・禁錮の刑につき仮釈放中の者は,更生緊急保護を受けることができない。
- 懲役・禁錮の刑の執行を終わった者は,更生緊急保護を受けることができない。
【 解答:4 】
- 保護観察官は家庭裁判所に配置されている。
- 保護司には給与が支給される。
- 保護司は,保護観察官で十分でないところを補うこととされている。
- 保護司は保護観察所長の指揮監督を受けることはない。
- 保護観察官は呼出し面接によって,保護司は訪問面接によって保護観察を行うこととされている。
【 解答:3 】
- 触法少年に対して,家庭裁判所は少年院送致の保護処分をすることができる。
- 触法少年に対して,検察官は起訴猶予処分を行うことができる。
- 犯罪少年に対して,警察は児童相談所に送致することができる。
- 少年院在院者に対して,少年院長は仮退院の許可決定を行うことができる。
- 虞犯少年に対して,児童相談所長は検察官に送致することができる。
【 解答:1 】