〔事 例〕
B子(17 歳)は,実の母親と継父からの虐待で児童養護施設に入所している。母親と継父の養育に対する意識や生活状況はかなり改善されてきた。母親と継父は,B子と一緒に暮らしたいと言っている。A職員が,B子の意思を尋ねたところ,親の気持ちは分からなくもないが,施設退所後は一人暮らしをしながら大学に進学したいと言う。その一方で,大学には進学したいが,一人暮らしには不安があるとも言う。
B子(17 歳)は,実の母親と継父からの虐待で児童養護施設に入所している。母親と継父の養育に対する意識や生活状況はかなり改善されてきた。母親と継父は,B子と一緒に暮らしたいと言っている。A職員が,B子の意思を尋ねたところ,親の気持ちは分からなくもないが,施設退所後は一人暮らしをしながら大学に進学したいと言う。その一方で,大学には進学したいが,一人暮らしには不安があるとも言う。
- 現在の自分の学力や生活力を自分自身で客観的に見直すよう求める。
- 親の理解を得るため,自分の意思を,自分の責任で親に伝えるよう指示する。
- 大学進学と一人暮らしについて考える前に,就職して経済力をつけるよう助言する。
- 生活する上で身についていない知識やスキルについて,職員とともに学ぶことを助言する。
- どうすれば大学進学と一人暮らしが可能になるのか,活用できる資源の情報収集を一緒にしてみることを提案する。
【 解答:45 】
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