宅建過去問 平成 30年 第4問
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宅建過去問 平成 30年
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時効の援用に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
消滅時効完成後に主たる債務者が時効の利益を放棄した場合であっても、保証人は時効を援用することができる。
後順位抵当権者は、先順位抵当権の被担保債権の消滅時効を援用することができる。
詐害行為の受益者は、債権者から詐害行為取消権を行使されている場合、当該債権者の有する被保全債権について、消滅時効を援用することができる。
債務者が時効の完成の事実を知らずに債務の承認をした場合、その後、債務者はその完成した消滅時効を援用することはできない。
【 正答:2 】
解説
時効の利益の放棄の効力は、放棄をした者のみが援用権を失うだけであって、主たる債務者が時効の利益を放棄した場合でも、保証人は時効を援用することができる。
後順位抵当権者は、消滅時効を援用することができない。
選択肢の通り
選択肢の通り