問題
第27問
宅地建物取引業者がその業務に関して行う広告に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。
- 広告の表示が実際のものよりも著しく優良又は有利であると人を誤認させるようなものであっても、誤認による損害が実際に発生していなければ、監督処分の対象とならない。
- 宅地建物取引業者は、建築確認申請中の建物について、建築確認申請中である旨を表示すれば、自ら売主として当該建物を販売する旨の広告をすることができる。
- 宅地建物取引業者は、宅地の造成工事の完了前においては、当該造成工事に必要とされる許可等の処分があった後であれば、当該宅地の販売に関する広告をすることができる。
- テレビやインターネットを利用して行う広告は、新聞の折込チラシや配布用のチラシと異なり、規制の対象とならない。
答え 閉じる
正解は、 3 です。
解説
- 宅地建物取引業者は、その業務に関して広告をするときは、当該広告に係る宅地又は建物について、実際のものよりも著しく優良であり、若しくは有利であると人を誤認させるような表示をしてはならない。誤認による損害が実際に発生していなくても、監督処分の対象となる
- 宅地建物取引業者は、建物の建築に関する工事の完了前においては、当該工事に関し必要とされる建築基準法第六条第一項の確認があった後でなければ、当該工事に係る建物の売買その他の業務に関する広告をしてはならない。
- 選択肢の通り
- 広告の媒体は、新聞の折込チラシ、配布用のチラシ、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ又はインターネットのホームページ等種類を問わないこととされている。