問題
第30問
宅地建物取引業者が行う宅地建物取引業法第35条に規定する重要事項の説明に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、説明の相手方は宅地建物取引業者ではないものとする。
- 宅地の売買の媒介を行う場合、売買の各当事者すなわち売主及び買主に対して、書面を交付して説明しなければならない。
- 宅地の売買の媒介を行う場合、代金に関する金銭の貸借のあっせんの内容及び当該あっせんに係る金銭の貸借が成立しないときの措置について、説明しなければならない。
- 建物の貸借の媒介を行う場合、私道に関する負担について、説明しなければならない。
- 建物の売買の媒介を行う場合、天災その他不可抗力による損害の負担に関する定めがあるときは、その内容について、説明しなければならない。
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正解は、 2 です。
解説
- × 宅建業法35条の重要事項説明書は、物件を取得し又は借りようとしている者に対して交付し説明しなければならず、売主に対して交付し説明する必要はない。
- 〇 選択肢の通り
- × 建物の貸借以外の場合、私道に関する負担について説明しなければならないが、本肢は建物の貸借の媒介を行う場合であるから、私道に関する負担については説明する必要はない。
- × 天災その他不可抗力による損害の負担に関する定めがあるときのその内容は、重要事項説明における説明事項ではない。