問題
第31問
宅地建物取引業の免許に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、正しいものはどれか。
- 宅地建物取引業者が、免許を受けてから1年以内に事業を開始せず免許が取り消され、その後5年を経過していない場合は、免許を受けることができない。
- 免許を受けようとしている法人の政令で定める使用人が、破産手続開始の決定を受け、復権を得てから5年を経過していない場合、当該法人は免許を受けることができない。
- 免許権者は、免許に条件を付することができ、免許の更新に当たっても条件を付することができる。
- 宅地建物取引業者の役員の住所に変更があったときは、30日以内に免許権者に変更を届け出なければならない。
答え 閉じる
正解は、 3 です。
解説
- 国土交通大臣又は都道府県知事は、その免許を受けた宅地建物取引業者が、免許を受けてから1年以内に事業を開始しない場合においては、当該免許を取り消さなければならない。この免許の取り消しは、免許の欠格事由に該当しない。免許を取り消された者は、免許の取り消し後5年を経過しなくても、宅地建物取引業の免許の申請をすることができる
- 免許を受けようとしている法人の政令で定める使用人が、復権を得ていれば、5年を経過していなくても免許を受けることができる。
- 選択肢の通り
- 法人である宅地建物取引業者の役員の住所に変更があっても、変更の届出をする必要はない。宅地建物取引業者の役員の住所は、宅地建物取引業者名簿の登載事項ではない。