問題
第34問
宅地建物取引業者(消費税課税事業者)が受けることができる報酬に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
- 宅地建物取引業者が受けることのできる報酬は、依頼者が承諾していたとしても、国土交通大臣の定める報酬額の上限を超えてはならない。
- 宅地建物取引業者は、その業務に関し、相手方に不当に高額の報酬を要求した場合、たとえ受領していなくても宅地建物取引業法違反となる。
- 宅地建物取引業者が、事業用建物の貸借(権利金の授受はないものとする。)の媒介に関する報酬について、依頼者の双方から受けることのできる報酬の合計額は、借賃(消費税等相当額を含まない。)1か月分の1.1倍に相当する金額が上限であり、貸主と借主の負担の割合については特段の規制はない。
- 宅地建物取引業者は、依頼者の依頼によらない広告の料金に相当する額を報酬額に合算する場合は、代理又は媒介に係る報酬の限度額を超える額の報酬を依頼者から受けることができる。
答え 閉じる
正解は、 4 です。
解説
- 選択肢の通り
- 選択肢の通り
- 選択肢の通り
- 依頼者の依頼によって行う広告の料金に相当する額については、報酬とは別にその実費を受領することができるので、当該実費を報酬額に合算する場合には、限度額を超えて受領することができる。しかし、依頼者の依頼によらない広告の料金に相当する額は、報酬とは別にその実費を受領することができないので、報酬額と合算する場合は、報酬額の限度を超えることはできない。