宅建過去問

令和2年12月 第9問

問題

第9問
地役権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
  1. 地役権は、継続的に行使されるもの、又は外形上認識することができるものに限り、時効取得することができる。
  2. 地役権者は、設定行為で定めた目的に従い、承役地を要役地の便益に供する権利を有する。
  3. 設定行為又は設定後の契約により、承役地の所有者が自己の費用で地役権の行使のために工作物を設け、又はその修繕をする義務を負担したときは、承役地の所有者の特定承継人もその義務を負担する。
  4. 要役地の所有権とともに地役権を取得した者が、所有権の取得を承役地の所有者に対抗し得るときは、地役権の取得についても承役地の所有者に対抗することができる。

答え 閉じる 

正解は、 1 です。

解説

  1. 地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効取得することができる。「又は」ではない。
  2. 選択肢の通り
  3. 選択肢の通り
  4. 選択肢の通り