宅建過去問

平成28年 第27問

問題

第27問
宅地建物取引業法第35条に規定する重要事項の説明及び同法第37条の規定により交付すべき書面(以下この問において「37条書面」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 宅地建物取引業者は、建物の貸借の媒介における重要事項の説明において、借賃の額並びにその支払の時期及び方法について説明するとともに、37条書面に記載しなければならない。
  2. 宅地建物取引士は、重要事項の説明をする際に、相手方から求められない場合は、宅地建物取引士証を提示しなくてもよい。
  3. 宅地建物取引業者は、37条書面を交付する際に、相手方の同意があった場合は、書面に代えて、電磁的記録で交付することができる。
  4. 宅地建物取引業者は、宅地建物取引士をして37条書面に記名押印させなければならないが、当該書面の交付は宅地建物取引士でない従業者に行わせることができる。

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正解は、 4 です。

解説

  1. × 賃貸の額並びにその支払いの時期及び方法に関する事項は、37条書面の記載事項であるが、重要事項説明の説明事項とはされていない。
  2. × 宅建士は、取引の関係者から請求があったときは、宅建士証を提示しなければならない。ただし、重要事項説明の際の宅建士証の提示は、相手からの請求の有無と関係なく、自ら進んで行わなければならない。
  3. × 書面に代えて、電磁的記録で交付することは認められていない。
  4. 〇 設問の通り