口咽喉腔薬や含嗽薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡るよう、口中に含み、噛まずにゆっくり溶かすようにして使用するため、循環血流中に入り全身的な影響を生じることはない。
  2. 含嗽薬は、用時水で希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。
  3. アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として配合されることがある。
  4. ヨウ素系殺菌消毒成分については、口腔粘膜の荒れ、灼熱感、悪心(吐き気)、不快感等の副作用が現れることがある。

    【 正答:3 】