眠気を促す薬とその成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 主成分が抗ヒスタミン成分である睡眠改善薬は、寝つきが悪いなどの一時的な睡眠障害の緩和に用いられるものであり、慢性的に不眠症状がある人を対象としたものではない。
  2. 生薬成分のみからなる鎮静薬の場合、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避ける必要はない。
  3. 睡眠改善薬の配合成分である塩酸ジフェンヒドラミンは、脳内のヒスタミンによる刺激の発生を抑制し眠気を促すという中枢作用が、抗ヒスタミン成分の中では弱い。
  4. ブロムワレリル尿素については、胎児障害の可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けることが望ましい。

    【 正答:3 】