制酸成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 制酸成分を主体とする胃腸薬は、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用がより進むことが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。
  2. メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もある。
  3. 透析療法を受けている人では、制酸成分のうちアルミニウムを含む成分の使用を避ける必要がある。
  4. 腎臓病の診断を受けた人では、ナトリウム、カルシウム等の無機塩類の排泄が遅れたり、体内に貯留しやすくなるため、制酸成分を主体とする胃腸薬を使用する前に、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされることが望ましい。

    【 正答:4 】