漢方及び漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 陰陽五行説は、人体の臓器を五臓六腑に分け、それぞれの臓器が相互に作用し合って生体のバランスを取っている、という考え方に基づいて処方を選択する考え方である。
  2. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、3歳未満の幼児には使用しないこととされている。
  3. 漢方処方製剤は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多い。
  4. 漢方処方を構成する生薬には、複数の処方で共通しているものもあり、同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用された場合、作用が強く現れたり、副作用を生じやすくなる恐れがある。

【 正答:2 】