サリドマイドに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. サリドマイド訴訟とは、催眠鎮静剤等として販売されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常(サリドマイド胎芽症)が発生したことに対する損害賠償訴訟である。
  2. サリドマイド製剤については、一般用医薬品として販売されていた製品もあった。
  3. サリドマイドの光学異性体のうち、血管新生を妨げる作用は、一方の異性体(R体) のみが有する作用であり、もう一方の異性体(S体)にはなく、鎮静作用はS体のみが有するとされている。
  4. 1961年11月、西ドイツ(当時)のレンツ博士がサリドマイド製剤の催奇形性について警告を発した後、日本では直ちにサリドマイド製剤の販売停止及び回収措置が行われた。

    【 正答:5 】