皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)及び中毒性表皮壊死融解症(TEN)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が、比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる。
  2. 中毒性表皮壊死融解症は、広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められるが、38℃以上の高熱は生じない。
  3. 皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症は、多臓器障害の合併症等による致命的な転帰をたどることはない。
  4. 皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症で起こる急性結膜炎は、皮膚や粘膜の変化とほぼ同時期又は半日~1日程度先行して生じることが知られている。
  1. a,b
  2. b,c
  3. c,d
  4. a,d

【 正答:4 】