眠気を促す薬とその配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人を対象としている。
  2. ジフェンヒドラミン塩酸塩は、脳内におけるヒスタミン刺激を増強する作用を目的に配合されている。
  3. 神経の興奮・緊張緩和作用を期待して配合される生薬成分のチョウトウコウは、クロウメモドキ科のサネブトナツメの種子である。
  4. 漢方処方製剤である加味帰脾湯は、体力中等度以下で,心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされている。

【 正答:4 】