鎮暈薬(乗物酔い防止薬)とその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. カフェインが配合されていれば、抗めまい成分、抗ヒスタミン成分等の作用による眠気が解消される。
  2. 抗めまい成分として配合されるジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用がある。
  3. 抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、鎮静成分、カフェイン類等の配合成分が重複して、鎮静作用や副作用が強く現れるおそれがあるので、かぜ薬、解熱鎮痛薬等との併用は避ける必要がある。
  4. 胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげることを目的として、ジプロフィリンが配合されている場合がある。
  1. a,c
  2. a,d
  3. b,c
  4. b,d

【 正答:3 】