胃腸鎮痛鎮痙薬とその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分として、ロートエキス(ロートコン(ナス科のハシリドコロ又はチョウセンハシリドコロの根茎及び根を基原とする生薬)の抽出物)が用いられることが多い。
  2. パパベリン塩酸塩は、抗コリン成分と同様に胃液分泌を抑える作用がある。
  3. アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、念のため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある。
  4. 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている成分は、胃腸以外に対する作用も示すものがほとんどであり、複数の胃腸鎮痛鎮痙薬が併用された場合、泌尿器系や循環器系、精神神経系などに対する作用(副作用)が現れやすくなる。

【 正答:2 】