きず口等の殺菌消毒成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
  2. オキシドール(過酸化水素水)の作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果である。
  3. マーキュロクロムは、有機水銀の一種であるが、皮膚浸透性が低く、通常の使用において水銀中毒を生じることはない。
  4. クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類の他、結核菌やウイルスに対しても比較的広い殺菌消毒作用を示す。

【 正答:4 】