鎮咳去痰薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. ノスカピンは、延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑える。
  2. メチルエフェドリン塩酸塩は、その作用本体であるエフェドリンがモルヒネと同じ基本構造を持ち、依存性がある成分であり、麻薬性鎮咳成分とも呼ばれる。
  3. コデインリン酸塩は、妊娠中に摂取された場合、吸収された成分の一部が血液-胎盤関門を通過して胎児へ移行することが知られている。
  4. 中枢性の鎮咳作用を示す生薬成分として、ナンテンジツ(サトイモ科のカラスビシャクのコルク層を除いた塊茎を基原とする生薬)が配合されている場合もある。

    【 正答:3 】