医薬品の有効成分の吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 一般に、消化管からの吸収は、濃度の低い方から高い方へ受動的に拡散していく現象である。
  2. 有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすものもあるため、食事の時間と服用時期との関係が、各医薬品の用法に定められている。
  3. 内服以外の用法で使用される医薬品には、適用部位から有効成分を吸収させて、全身作用を発揮させることを目的とするものがあるが、その例として坐剤があげられる。
  4. 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがあるため、場合によっては点眼する際には目頭の鼻涙管の部分を押さえることによって、有効成分が鼻に流れるのを防ぐ必要がある。

    【 正答:1 】