医薬品の販売等に従事する専門家が一般用医薬品の販売時に行う情報提供に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 一般の生活者においては、医薬品の添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について誤解を生じることもあるため、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行う必要がある。
  2. 情報提供は、説明した内容が購入者等にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら行うことにより、その実効性が高まる。
  3. 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合には、コミュニケーションを図る必要はない。
  4. 必ずしも情報提供を受けた購入者当人が医薬品を使用するとは限らないことを踏まえ、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。

    【 正答:1 】

    解説

    医薬品の販売等に従事する専門家は、そうした場合であっても、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報をできる限り引き出し、可能な情報提供を行っていくためのコミュニケーション技術を身につけるべきである。