衛生害虫の防除に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。- シラミの医薬品による防除の方法では、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
- 燻蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすく、一度で十分な殺虫効果を示すため、もう一度燻蒸処理を行う必要はない。
- 室内の換気を改善するとともに、湿度を上げることも、ダニの大量発生の防止につながる。
- ハエの防除の基本は、幼虫(ウジ)の防除であるが、厨芥(生ごみ)がビニール袋に入っているなどして薬液が浸透しない場合は、主に成虫の防除を行うことになる。
- (a,b)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
- (b,d)
【 正答:3
】
解説
- 〇 選択肢の通り
- × ゴキブリの燻蒸処理を行う場合、その卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、3週間位後に、孵化した幼虫の駆除のため再度燻蒸処理を行う必要がある。
- × 室内の換気を改善し湿度を下げることも、ダニの大量発生の防止につながる。
- 〇 選択肢の通り