痔及び痔疾用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。- 痔疾用薬のうち注入軟膏は、その成分が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入ることはない。
- 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下・整腸成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的なものである。
- 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、クロタミトンのような組織修復成分が用いられることがある。
- 直腸粘膜には知覚神経が通っていないため、直腸粘膜にできた内痔核は自覚症状が少ない。
- (a,b)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
- (b,d)
【 正答:5
】
解説
- × 痔疾用薬のうち注入軟膏は、その成分が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすい。
- 〇 選択肢の通り
- × 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、アラントイン、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート(別名アルクロキサ)のような組織修復成分が用いられることがある。
- 〇 選択肢の通り