医薬品成分と一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する記述のうち、正しいものはどれか。
  1. スコポラミン臭化水素酸塩水和物が配合された医薬品は、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、「6歳未満の小児」は使用(服用)しないこととされている。
  2. アセトアミノフェンが配合された医薬品は、徐脈又は頻脈を引き起こし、心臓病の症状を悪化させるおそれがあるため、「心臓病の診断を受けた人」は使用(服用)しないこととされている。
  3. アミノ安息香酸エチルが配合された外用痔疾用薬は、肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があり、糖尿病を悪化させるおそれがあるため、「糖尿病の診断を受けた人」は使用しないこととされている。
  4. フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬は、喘息発作を誘発するおそれがあるため、「ぜんそくを起こしたことがある人」は使用しないこととされている。

【 正答:4 】

解説

  1. × アミノ安息香酸エチルが配合された医薬品の説明である。
  2. × アセトアミノフェンが配合された医薬品は、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、 「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)してぜんそくを起こしたことがある人」は使用(服用)しないこととされている。
  3. × プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された外用痔疾用薬の説明である。
  4. 選択肢の通り