胆嚢、肝臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。
  2. 胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物で、腸管内に生息する常在細菌(腸内細菌)によって代謝されると、糞便を茶褐色にする色素となる。
  3. 小腸で吸収されたグリコーゲンは、血液によって肝臓に運ばれてブドウ糖として蓄えられる。
  4. 肝臓は、大きい臓器であり、胸骨の後方に位置する。

    【 正答:3 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. 選択肢の通り
    3. × 小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられる。
    4. × 肝臓は、大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。胸骨の後方に位置する臓器は、心臓である。