衛生害虫の防除に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. シラミの医薬品による防除の方法では、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
  2. 燻蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすく、一度で十分な殺虫効果を示すため、もう一度燻蒸処理を行う必要はない。
  3. 室内の換気を改善するとともに、湿度を上げることも、ダニの大量発生の防止につながる。
  4. ハエの防除の基本は、幼虫(ウジ)の防除であるが、厨芥(生ごみ)がビニール袋に入っているなどして薬液が浸透しない場合は、主に成虫の防除を行うことになる。
  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (a,d)
  4. (b,c)
  5. (b,d)

【 正答:3 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. × ゴキブリの燻蒸処理を行う場合、その卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、3週間位後に、孵化した幼虫の駆除のため再度燻蒸処理を行う必要がある。
  3. × 室内の換気を改善し湿度を下げることも、ダニの大量発生の防止につながる。
  4. 選択肢の通り