腸の不調を改善する目的で使用される漢方処方製剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 大黄牡丹皮湯は胃腸が弱く下痢しやすい人に適している。
- 桂枝加芍薬湯は構成生薬としてカンゾウを含む。
- 大黄甘草湯は体力中程度以下の人にのみ使用される。
- 麻子仁丸の構成生薬にダイオウは含まれない。
【 正答:2
】
解説
- × 大黄牡丹皮湯は、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
- 〇 選択肢の通り
- × 大黄甘草湯は、体力に関わらず広く応用される。
- × 麻子仁丸の構成生薬には、ダイオウが含まれる。