小児の疳及び小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。
  2. カンゾウは、小児の疳を適応症とする生薬製剤では配合できない。
  3. 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。
  4. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、3歳未満の乳幼児には使用できない。
  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)

【 正答:2 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. × カンゾウは、小児の疳を適応症とする生薬製剤では主として健胃作用を期待して用いらる。
  3. 選択肢の通り
  4. × 用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合でも、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。