口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。- トローチ剤やドロップ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡るよう、口中に含み、噛まずにゆっくり溶かすようにして使用されることが重要である。
- ヨウ素系殺菌消毒成分が口腔内に使用される場合、結果的にヨウ素の摂取につながり、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性がある。
- 咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感の症状を鎮めることを目的として、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。
- 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、デカリニウム塩化物が配合されている場合がある。
【 正答:2
】
解説
- 〇 選択肢の通り
- 〇 選択肢の通り
- × 咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感の症状を鎮めることを目的として、 クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されている場合がある。
- × 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合され ている場合がある。