胃の薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- オウバクは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
- ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の舌を乾燥したものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
- 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として、セトラキサート塩酸塩が配合されている場合がある。
- ピレンゼピン塩酸塩は、排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。
【 正答:4
】
解説
- × 選択肢は、チンピの説明である。
- × ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
- × 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として、ジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)が配合されている場合がある。
- 〇 選択肢の通り