プラセボ効果に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
  1. 医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをいい、偽薬効果ともいわれる。
  2. プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)等が関与して生じると考えられている。
  3. プラセボ効果によってもたらされる反応には、不都合なもの(副作用)はない。
  4. 一般用医薬品の使用によってプラセボ効果と思われる反応や変化がもたらされたときは、それを目的として使用を継続すべきである。
  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (a,d)
  4. (b,c)
  5. (c,d)

【 正答:1 】

解説

  1. 選択肢の通り
  2. 選択肢の通り
  3. × プラセボ効果によってもたらされる反応や変化にも、望ましいもの(効果)と不都合なもの(副作用)とがある。
  4. × プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが、不確実であり、それを目的として医薬品が使用されるべきではない。