薬が働く仕組みに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 医薬品の作用には、有効成分が消化管などから吸収されて循環血液中に移行し、全身を巡って薬効をもたらす全身作用と、特定の狭い身体部位において薬効をもたらす局所作用とがある。
  2. 坐剤、経皮吸収製剤では、適用部位から吸収された有効成分が、循環血液中に移行して、全身作用を示すことを目的として設計されたものは存在しない。
  3. 鼻腔の粘膜に医薬品を適用する場合、その成分は循環血液中に入るが、一般用医薬品には全身作用を目的とした点鼻薬はなく、いずれの医薬品も鼻腔粘膜への局所作用を目的として用いられている。
  4. 代謝とは、物質が体内で化学的に変化することである。

    【 正答:5 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. × 坐剤、経皮吸収製剤等では、適用部位から吸収された有効成分が、循環血液中に移行して全身作用を示すことを目的として設計されたものも存在する。
    3. 選択肢の通り
    4. 選択肢の通り