医薬品の広告に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
  1. 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)における誇大広告等を禁止する規定は、広告等の依頼主だけでなく、その広告等に関与するすべての人が対象となる。
  2. 顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であり、一般人が認知できる状態であれば、特定の医薬品の商品名(販売名)が明らかにされていなくても、医薬品の広告に該当するものと判断されている。
  3. 医薬品等適正広告基準(平成29年9月29日付け薬生発0929第4号厚生労働省医薬・生活衛生局長通知)では、一般用医薬品は、医師による診断・治療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば、がん、糖尿病、心臓病等)について、自己治療が可能であるかの広告表現は認められない。

    【 正答:5 】

    解説

    1. 選択肢の通り
    2. × 医薬品の広告に該当するか否かについては、(1) 顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であること、(2) 特定の医薬品の商品名(販売名)が明らかにされていること、(3) 一般人が認知できる状態であることのいずれの要件も満たす場合には、広告に該当するものと判断されている。
    3. 選択肢の通り