医薬品のリスク評価に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。- ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的にGoodLaboratoryPractice(GLP)が制定されている。
- 医薬品は、少量の投与でも、長期投与されれば、慢性的な毒性が発現する場合があり、医薬品毒性試験法ガイドラインに沿って、毒性試験が厳格に実施されている。
- 医薬品に対しては製造販売後安全管理基準としてGoodVigilancePractice(GVP)が制定されている。
- 無作用量とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。
- a,b
- a,c
- b,c
- b,d
- c,d
【 正答:3 】
解説
- ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的に Good Clinical Practice (GCP)が制定されている。
- 選択肢の通り
- 選択肢の通り
- 投与量と効果又は毒性の関係は、薬物用量を増加させるに伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「中毒量」となり、「最小致死量」を経て、「致死量」に至る。